イベントやセミナーに参加したJMRA会員の投稿コーナーです。

2024年9月21日㈯-22日(日)
山梨県山梨市 参加:22名
民家お助け隊
冬季は零下10℃以下になる古民家の暖房装置として、韓国式床下オンドルの設置を計画。今回のテーマは床下オンドルの試作です。初日に大沢講師があらかじめ調査したオンドルの構造を説明、耐火テストなどは次回にお預けです。続いて、板の間は床下からの湿気で床板が反り返り、これを元に戻すためにビニールを床下に張り詰め湿気を遮断します。部屋を区切る敷居と鴨居を取り除くと大きな続き空間が出現、皆は大歓声でした。床下の空間に体を滑り込ませたビニール張り作業など、今では作業も早くでき、達成感に満ちた楽しい経験でした。 (T.M.)


2024年10月5日㈯
神奈川県葉山市
参加:23名(講師2名)
かーん、かーん。雨音に混じって谷戸に響く手斧のリズミカルな音。長く日本の大工普請を支えてきた手道具による仕事が今では珍しくなる中、名取洋氏・西野等氏お二人(民家の学校OB)を講師に招いた講座です。生憎の雨模様でしたが多くの方に手斧、大鋸、鉞まさかり、槍鉋を手に取った作業を体験してもらいました。講師のような“刃捌き”は難しくとも、古民家で見た梁や柱のあの温もりが、こうした手作業を通じて生まれたものであることを感じることができました。昼食時はプロの料理人でもあった名取氏による薪窯で焼いたピザも提供され、大変好評でした。 (J.A.)


2024年11月2日㈯〜3日㈪
東京都あきる野市、桧原村
参加:受講生28名(スタッフ・OBを含む)
これまでの講座の集大成となる森林講座は大雨の予報でしたが、見事に吹き飛ばした2日間でした。中嶋材木店ではスタッフも初めて見たという丸太の皮むきを間近で見学し、大きな乾燥釜やレーザーで検品をする機械について、音とスギやヒノキの香りと共に学びました。東京チェンソーズでは、まさに山登りのような道中と講話を通して「未来のある林業」を実感。頂上から見えた新宿はまるで蜃気楼のようでした。宿泊した「山荘 鉢の木」も内装に多摩産材をふんだんに使った建物で、ここもまた一興でした。 (M.T.)


2024年9月8日(日)
神奈川県伊勢原市
参加:33名(スタッフを含む)
民家を守る「伝統木造構法」の意義と技術を知る旅へ。まずは宮大工の内田棟梁に社寺建築や文化財修復、古民家 再生など数々の事例を伺いました。驚いたのはお弟子さんたちが若いこと!「若手育成も大事な仕事の1つ」との棟梁の言通り、労働環境の整備の他、首里城再建などさまざまな現場機会の提供、またDX化を進め、入社5年ほどの方でも現場を任せられるノウハウが身につく仕組み作りに尽力されています。棟梁の継手製作の実演後、墨付けから鋸やノミでの削り出しと接までを体験!伝統を未来に繋ぐ職人の技に改めて感動しました。 (講座リーダー S.K)


2024年7月13日㈯〜15日㈪
長野県飯田市 大平宿
参加:35名(スタッフ・OBを含む)
半世紀以上前に集団離村したかつての宿場町・大平宿で、囲炉裏のある暮らしの体験をしてきました。初めは薄暗く感た家が、床を磨き囲炉裏に火が入ると、家に血が通い、帰るべき温かな「家」になるーー何度訪れても面白い「民家の本質」ともいえる感覚を味わいました。今回は、大平を管理する広瀬さん所蔵の写真や書籍を展示した「大平ライブラリー」、当時使われた古民具整理のお手伝い、また大平で幼少期を過ごした大蔵祥子さんの講話も実現し、歴史・暮らし・生業など多方面からかつての大平宿が浮かび上がる3日間となりました。 (Y.T.)
