理念
幾世代にもわたり風雪に耐えてきた日本の民家が、経済・社会構造や生活様式の変化のなかで取り壊され、失われようとしています。伝統的な日本の民家は、地元に育った木と地域の人々の技術で造られた住いであり、「日本の住文化」の結晶といえます。
このような民家を守るため、日本民家再生協会(JMRA)は、「日本の民家を次代へ引き継ぐ」を理念として掲げ、活動を展開しています。
活動
性格
- 第1
- 民家に関心を持つあらゆる人々(民家所有者、民家利活用者、建築家、工務店、職人、研究者、文化人、マスコミなど)の、全国的なネットワーク組織である。
- 第2
- 全国各地で行われている民家再生リサイクルの活動を支援する組織である。そのため、街づくりや村づくりにも積極的に関っていく
- 第3
- 「民家を保存する」ことにとどまらず、「これからの住まいのあり方・文化を考える」ことを目的とする。
- 第4
- 参加する会員自身が、主体性とボランティア精神をもって取り組み、協会という大きな器に盛られる中身を創っていく。
- 第5
- 会費、寄付金、事業収益などをもって運営していく特定非営利活動法人である。