イベントやセミナーに参加したJMRA会員の投稿コーナーです。
2024年7月13日㈯〜15日㈪
長野県飯田市 大平宿
参加:35名(スタッフ・OBを含む)
半世紀以上前に集団離村したかつての宿場町・大平宿で、囲炉裏のある暮らしの体験をしてきました。初めは薄暗く感た家が、床を磨き囲炉裏に火が入ると、家に血が通い、帰るべき温かな「家」になるーー何度訪れても面白い「民家の本質」ともいえる感覚を味わいました。今回は、大平を管理する広瀬さん所蔵の写真や書籍を展示した「大平ライブラリー」、当時使われた古民具整理のお手伝い、また大平で幼少期を過ごした大蔵祥子さんの講話も実現し、歴史・暮らし・生業など多方面からかつての大平宿が浮かび上がる3日間となりました。 (Y.T.)
2024年6月15日(土)、16日(日)
山梨県山梨市 参加:16名
民家お助け隊
6月のワークショップでは、母屋の床下に雨水が流れ込まないように排水溝を整備する作業と、前回からの床張り作業を並行して行いました。傾いてしまっていた床下に雨水が流れ込み、木材を腐らせる原因となっていたため、母屋の脇に雨落ちの排水溝を掘り、裏手の川へ流そうという作戦です。暑い中での土掘り作業は大変でしたが、水をうまく逃がせる見込みが立ちました。床張りもそろそろ大詰めです。
お昼にはバーベキューやほうとうを楽しみ、充実した2日間を過ごしました。 (I.F.)
2024年7月20日(土)、21日(日)
山梨県山梨市 参加:18名
民家お助け隊
7月のワークショップでは、6月に行った排水溝工事の続きを行いました。排水溝となる溝部分に水が浸透しなく
なるための炭を引き、水が通るプラスチック性の排水管を置き、通気性をよくするための藁を敷き詰め、砂利をかぶせました。その工夫により家屋周の雨水を川に流し出す排水溝が無事完成しました。
そして8月に民家に訪れる子どもたちが川で遊べるように、昔ながらの手作業による山道の舗装工事を行いました。
(Y.I.)