

イベントやセミナーに参加したJMRA会員の投稿コーナーです。
2022年11月20日(日)
福岡県久留米市+オンライン
参加:会場9名+オンライン15名
第10回は改修・別荘編でした。改修の際、特に注意を払っておられたのが、「原型はどうだったか。」構造大調査です。そして大切なのは水平を整える(土台· 梁)柱を垂直に立てるための構造材の修繕でした。ほか、夫婦だけになったので間仕切りを取り払う、デッキと繋がるよう既存の壁に開口を設ける等、在来構法ならではの工夫をし、美しい夕景をもつ建物に仕上がっていきます。「失敗のお陰で、先に問題に気づくようになった。挑戦には失敗も伴う」のお言葉に、苦労を乗り越えた強さを感じました。 (N.E.)
2022年11月19日(土)、20日(日)
山梨県山梨市 参加:20名
民家お助け隊、民家まちづくり部会
今回の作業は、2階外壁の補修でした。まずは北側急斜面に自生している竹を切り出し、竹木舞の材料作りから始まりました。次に7月から寝かせていた土の量では足りないことがわかったため、急遽既存の土壁の一部を解体して土作りを始めました。解体作業で大量の粉塵が発生しメンバーの頭から足元まで土色に染まりました。素人による作業は楽しいハプニングがいっぱいです。しかし、昼食に皆で手作りした熱々のほうとう鍋を囲み、こちらのほうが今回のメインイベントとなりました。(K.H.)
2022年11月19日(土)
福岡県久留米市+オンライン
参加:会場11+オンライン15名
第9回は住宅編でした。そこに住まう家族、家族の仕事、地形、自然環境を把握して、依頼に沿うよう問題解決し、材料提案します。南に斜面が迫る地形なら、2階リビングにすると、デッキ先の斜面は庭先に変貌します。ブリザードの強い地では、防風壁になりうる薪小屋を盾にして、進入する空気を緩めます。周囲からの視線が迫っている場所では、中庭をもうけ、中庭に開く部屋をつなげます。後は「さて、どうしたら美しくなるか」。暖かみのある夕景をもつ住宅ができていきます。(N.E.)
2023年11月5日(土)~11月6日(日)
岐阜県中津川市、恵那市
参加:24
名
今期最後の実地講座を、岐阜県東濃地方にて実施しました。
林業のまち加子母では、江戸時代の森林管理のお話を聞き、現代の原木市場や製材所、伝統の地歌舞伎小屋「明治座」を見学しました。里山の暮らしが残る中野方地区では、生活を支える棚田を見学した後、集落の水源である上流の森へ移動し
、実際に間伐作業を体験しました。
これからの森のことを考え、楽しくがんばる人たちに出会うことで、参加者にとって森に関心を寄せる機会となりました。 (M.T.)
2022年10月22日(土)、23日(日)
山梨県山梨市 参加:20名
民家お助け隊、民家まちづくり部会
前回行ったグループ別再生計画案を受け、大沢先生の再生計画と解体作業の説明があり、伝匠舎石川工務所黒澤監督の指導でいよいよ解体です。1階2室の畳床、昭和のリフォーム壁などを剥がしました。そして現れた柱、梁の見事なこと。「おお!」という歓声。皆の眼もキラキラ〜♪家も本来の姿を見せ嬉しそうです。解体した材は「これは栗、これは杉」と教わりながら再生用、薪用と分け、終盤には受講生で見分けができるようになり家への愛着が増す作業となりました。また、地域を知ることも大切でしょうと大嶽山那賀都神社(717年)に参拝。渓谷の瀬音心地好い秘境でした。 (M.S.)
主催部会/地域