イベントやセミナーに参加したJMRA会員の投稿コーナーです。
2019年7月21日(日)
兵庫県神崎郡福崎町 参加:13名
近畿地区運営委員会
旧小國家住宅は江戸時代初期の築400年を超える兵庫県福崎の民家です。当時から残る主屋、長屋門、土塀と昭和中期の診療所が登録有形文化財に指定され、住居、カフェ、アロマサロンとして活用されています。
家主様より、テナント入居までのご尽力、建物劣化のご苦労を伺い、古民家の活用と維持の現場を知るとても貴重な機会となりました。
長屋門内を改修したカフェでのランチ会では、古民家活用の現場を感じながらの楽しい交流の場になりました。(友の会会員H.T.)
2019年3月9日(土)
滋賀県守山市 参加:12名
近畿地区運営委員会
穏やかな晴天の中、滋賀県守山市の市指定文化財「大庄屋諏訪家屋敷」で、近畿地区のイベントと総会が開催されました。第1部として地元の谷口前自治会長と三品館長のガイドで、集落内を散策し、西別院と東別院を特別に見学。第2部は保存修理が完了し活用されている諏訪家屋敷の茅葺き農家住宅主屋、書院、茶室、池泉回遊式の庭園を見学。第3部は岡本公秀氏(文化庁文化財調査官)から「これからの文化財の保存と活用の在り方について」とJMRAの活動への示唆をいただきました。(正会員N.S.)
2018年6月30日(土)、7月1日(日)
大阪府・奈良県
参加:6名
自宅が昭和2年築の古民家で、自身の住まいとして活用するのではなく、何とか残したいと考えています。
今回、①伝統建築の再生段階別に3軒拝見できる、②再生後の活用についてお住まいの方のお話を伺える、ということで参加しました。ご一緒した5人の方々が建築の専門家で、私の問いにすぐお答えいただけました。3軒の設計・施工に関わった方のご案内も受けました。なんといってもオーナーの方々の建物に対する愛着と、生きかたを伺えたことが素晴らしく、刺激になりました。
民家再生に尽力されている方々の存在は心強く感じました。(友の会会員M.T.)
2018年3月10日(土)
京都府京都市南区 参加:12名
近畿地区運営委員
築276年となる長谷川家住宅。農家住宅で、広い土間に太い梁、高い屋根天井と圧巻です。建築もさることながら、家に残された膨大な品々は絵画からはじまり、古地図、書物と興味深いものばかり。所有者ご夫婦は、京都市文化財マネージャーの方々の手助けを受けながら、建物の改修を行い2012年からは「歴史・文化・交流の家」として運営しているそうです。見学日には、私たち以外にも織物教室が開催されて賑やかでした。たくさんの方々に触れてもらえるようになって、物も人と同じように嬉しいだろうな、と感じました。(M.S.)
2017年11月18日(土)
和歌山県和歌山市、紀ノ川市、桃山町 参加:16名
近畿地区運営委員会
木材関連に携わる者であれば一度は訪れたい聖地「伊太祁曽神社」(五十猛命が木種を持って日本国中、植林普及に尽力した(日本書記)として木の神様として祀られている)を皮切りに、「旧中筋家住宅」(江戸時代の大庄屋で、主に栂、それと松・桧・杉などの良質な材をふんだんに使用)、「紀伊風土記の丘」(築250年の古民家2棟は国指定重要文化財)を訪ねました。その他にも「自然薯茶屋からびな」(明治期建立、米蔵改装)、「貴志駅」を見学しました。
古代と江戸時代の雰囲気を味わい、民家見学も堪能した1日でした。(正会員I.D.)