イベント報告」 イベント報告

イベント報告(民家再生技術部会)

イベントやセミナーに参加したJMRA会員の投稿コーナーです。

  • 埼玉/越谷街歩き~木下半助商店見学~

    情報誌『民家』134号

    2025年3月29日㈯
    埼玉県越谷市 参加:11名
    民家再生技術部会

     旧日光街道・越ケ谷宿を考える会に所属する建築家・田村公一さんの案内で、宿場町「越ケ谷宿」の街歩きに参加しました。当日はあいにくの雨と花冷えの寒い1日でしたが、越谷市街地には往年の面影を残す商家や蔵、古民家が現存かつ新しく活用されていて、街づくりに一役買っていました。
     本日のメインは、田村さんが国登録有形文化財の登録に関わり、かつては大工道具も扱う金物屋を営んでいた「木下半助商店」。通りに面した店舗の奥に、土蔵、石蔵、主屋と稲荷社があります。非公開建築ですが今回は特別に見学させていただきました。 (T.O.)

    情報誌『民家』134号
  • 長野/須坂まち歩き

    情報誌『民家』134号

    2025年5月24日(土)~25日(日)
    長野県須坂市 参加:9名
    民家再生技術部会

     技術部会では「長沼の歴史的建造物・景観を守る会」会長でもある天利さんのアレンジで、須坂のまち歩きを行いました。須坂には立派な繭蔵や町家が沢山残されています。現地では「信州須坂町並みの会」の丸山会長からは地域の人びとの数十年にわたる取り組みなど、曳家の金田工業所社長からは明治後期の繭蔵を約180m曳家した苦労など、また須坂市職員からは重伝建地区選定に至る尽力や課題などの話をうかがいました。まちを散策しつつ各所で人びとから興味深い話を聞き、歴史と文化と活用を考える充実した見学会でした。 (Y.F.)

    情報誌『民家』134号
  • 福島/奥会津建築文化研修

    情報誌『民家』133号

    2024年11月26日(火)〜 27日(水)
    福島県南会津町 参加:5名
    民家再生技術部会・お助け隊 共催

     此の企画は2日間で訪問先7ヶ所だった。 南会津町前沢曲家集落、水引集落、昭和村の曲家は新潟の中門造が発展した曲家であり、中門造、直家とともに集落を構成していた。構造的には屋内に縁側相当の小さな板の間が作られること、棟木に付けられる火伏の呪具(男根女陰)が印象的であった。南会津町奥会津博物館(染屋、馬宿、民家、木地小屋)、南会津町南郷館 ( 曲家民家)の江戸期の移築建造物の構造、水引集落の茅場や木地師の世界、宿場制(大内宿)と仲付駑者(奥会津)、小千谷縮の原料となる昭和村の からむし苧麻生産など学びが多かった。(M.H.)

    情報誌『民家』133号
  • 神奈川/甦った「耐震木構造」逗子の洋館旧本多家住宅で語る 久米式耐震木構造と建築家 久米権九郎の足跡

    情報誌『民家』133号

    2025年2月8日(土)
    神奈川県逗子市 参加:30名
    民家再生技術部会

     逗子駅からほど近い山裾に建つ「旧本多邸」の居間で講座スタート。東京科学大学の木津先生による「久米式耐震木骨構造に見られる久米権九朗の思想」の講話、久米設計の渡邊さんによる改修工事のお話に続き、建物内外を案内していただきました。
     震災経験を踏まえ、住宅に求められる性能を満たす斬新なアイデアを生み出し、普及のために人脈やメディアまで駆使した権九朗の魅力と共に、近代化を目指す昭和初期という時代のうねりを感じました。 (T.M.)

    情報誌『民家』133号
  • 東京/「屋根漆喰」~瓦屋根を守り彩る漆喰の機能と意匠~

    情報誌『民家』130号

    2024年5月19日㈰
    東京都江戸川区 参加:22名
    民家再生技術部会

     会場の一之江名主屋敷は名主であった田沼家の茅葺き屋敷です。敷地2000坪、建物はL字型平面で80坪。囲炉裏には火が入っていました。  会場見学後は、屋根漆喰のお話を講師の白石博一氏、木村謙一氏から伺いました。各地方の屋根漆喰を写真パネルで説明いただきました。  屋根漆喰の役割は丸瓦と平瓦、ぐし(棟)と瓦の隙間を埋める役割である。経験から漆喰20kgに対し海苔2kg調合する。海苔が少ないと数年でぼろぼろになる話が印象に残りました。(H.T.)

    情報誌『民家』130号