イベントやセミナーに参加したJMRA会員の投稿コーナーです。
2023年12月22日㈮
東京都渋谷区 参加:16名
国際交流部会
会場のSalon de Zuppaは国立競技場の目の前。オリンピック前年1963年に建てられたビルの5階です。画家・松任谷國子さんの元アトリエでアールデコ風の内装が印象的です。ここで蓄音機演奏家・佐藤隆俊氏による蓄音機の会が開催されました。グラモフォン社製のポータブル蓄音機でクリスマスと(民)家をテーマに1926年~1950年代の貴重なコレクションからリクエストで9曲が奏でられました。音量は4種類の針の太さで調整します。録音当時の息遣いがそのまま閉じ込められた臨場感を味わいました。(A.M.)
2024年1月20日㈯
東京都渋谷区 参加:11名
国際交流部会
会場Salon de Zuppa(築50 年以上の松任谷ビル5F)は、商業利用だけではなく住居利用された時代もあり、こだりの装飾が盛り沢山、それらを発見すると嬉しくなります。まず目にとまったのが玄関のドアノブで、ポルトガル・リ スボンのジェロニモス修道院内サンタマリア教会の彫刻装飾「ロープを掴む手(これに触れると願いが叶う、とか)」に瓜二つ!これを施した住人はきっと「来訪者に幸運を」との思いを込めたのでしょう。演目は正月らしい琴の楽曲から映画音楽まで幅広く楽しめました。蓄音機の動力はゼンマイ式、参加者は貴重な手回し体験もできました。(T.S.)
2023年2月25日(土)
東京都豊島区 参加:20名
国際交流部会
家族の思い出が詰まった古民家の再生ストーリーをお二方に語って頂きました。
町田市の石川家では、築153年の古民家を伝統文化の発信地として活用するだけでなく、和装コスプレオフ会の会場やマルシェ等、さまざまな可能性を模索してきました。また、瀬戸内のゲストハウス「汐見の家」の西村さんは、地域の人たちと交流することで家の再生は地域再生と一体なのだと感じたそうです。
土地、歴史、人が交わる場としての民家の魅力をあらためて感じました。(T.N.)
2020年9月3日(木)、8日(火) オンライン
参加:3日 13名 、8日 16名
国際交流部会
オンラインで能を学ぶ講座が開催されました。画面越しですが、シテ方(金春流)、笛方(森田流)、小鼓方(観世流) の3流派の能楽師による実演を交えたマンツーマンの授業のようでした。能の歴史、能舞台の説明、笛や小鼓の持ち方と使い方、かけ声、すり足など細かく教えていただきました。さらに能面は角度によって表情が変わることも分かりました。これらの基礎知識のおかげで、最後の高砂の実演は、より身近なものに感じました。(正会員K.H.)
2019年12月15日(日)
東京都世田谷区
参加:20名
国際交流部会
渋谷からほど近い世田谷三宿の住宅街に移築再生された「徳の蔵」。2階がオーナーの住居、1階がイベントやギャラリースペースに使用されています。明治2年建造の歴史ある蔵で、1906年から1960年にリリースされた国内外のレコードを聴きました。
クリスマスソングに耳を傾けながらワインや甘酒をいただき、蓄音機演奏家のオヤビン佐藤氏から蓄音機の仕組みや音楽的な時代背景を学んだり、「徳の蔵」のオーナーから移築再生のお話を聞いたりと楽しいひと時でした。(友の会会員A.S.)