イベントやセミナーに参加したJMRA会員の投稿コーナーです。
2019年3月2日(土)
東京都目黒区 参加:14名
国際交流部会
駒場の旧前田家和館にて、しまなみ海道に浮かぶ離島、愛媛県佐島にある「古民家ゲストハウス 汐見の家」のヒストリーを伺いました。話し手はオーナーの西村暢子さん。後に「汐見の家」となる、かつて一族が暮らしていたという民家を管理する親族が亡くなり、最初は処分のために訪問したそうです。徐々に再生への道を進むことになり、その中で出会った人々、日系移民のバックグランドを持つ一族の歴史に導かれるように、佐島を訪れる旅人を迎える古民家ゲストハウスに生まれ変わりました。 必ず訪れたいと思いました。(友の会会員A.H.)
2019年1月20日(日)
千葉県長生郡長南町 参加:16名
国際交流部会
築160年の古民家での生活体験に、親子で参加しました。昔ながらの竈でご飯を炊き、囲炉裏で五平餅を焼く。民家での暮らしには、当たり前のように火があったことを感じられるイベントでした。炊きたてご飯と地元野菜を使ったおいしい昼食の後は、藁の鍋敷きをつくるワークショップも行いました。
ここ「芳泉茶寮」は、食と暮らしを伝えるスペースとして不定期にイベントを開催し、ランチを提供したりしています。民家での暮らしを楽しんでいるご夫妻の様子は、これから民家で暮らしたいと考える参加者にも参考になったのではないかと思います。(正会員A.I.)
2018年7月1日(日)
栃木県那須郡那須町 参加:30名
国際交流部会
第一線で活躍されている観世流小鼓方の鳥山直也先生と金春流シテ方の中村昌弘先生の実演を、那須の古民家で鑑賞する機会に恵まれた。
間近で見る大迫力の演技、振りつけの意味を初心者でも分かりやすくした解説、大河ドラマでの協力の様子、お面や小鼓の体験コーナー。普通の能楽堂では考えられないほど間近で見ることができ、心理的にも遠いと思っていた能が身近に感じられる贅沢な時間を過ごした。
古民家の板敷を舞台、土間を観客席と見立てた空間も、よりいっそう能を親しみやすくした。(友の会会員N.K.)
2018年1月21日(日)
千葉県長生郡長南町 参加:25名
国際交流部会
千葉県長南町の築160年の古民家で、囲炉裏や竈、薪ストーブなど、薪の火を生活に取り入れた、冬の古民家生活を体験しました。昼食には、自家製味噌の具沢山味噌汁、レンコンを使ったおかずとともに、竈で炊いたご飯をいただきました。また、庭で焚き火をし、籾殻燻炭を作る様子を見学しました。
火や水といった自然と対話する家と生活、高橋夫妻のまさに自然体な暮らしに触れられる大変よい時間でした。参加した5人の子どもたちも貴重な体験ができ大満足でした。(友の会会員H.S.)
2017年8月26日(土)、27日(日)
栃木県那須郡那須町 参加:14名
国際交流部会
一足早い秋の訪れを感じる那須高原で漆喰塗り体験の講座が開かれました。現場は再生中の移築古民家で、養生・下地処理から仕上塗りまで一連の作業を体験しました。慣れるまでは思うように塗ることができませんでしたが、次第にコツが摑めるようになり、白く美しい光沢を出せた時の感動はひとしおです。初心者も経験者もみな無心になって漆喰を塗っている姿が印象的でした。
近年、一般住宅で漆喰を使うことは少なくなりましたが、古民家の再生を通じて漆喰文化を後世に残していきたいと強く感じました。(友の会会員T.N.)