民家再生事例 民家再生事例

民家再生事例

JMRA登録事業者が設計・施工した民家再生事例を紹介します。

  • 北鎌倉の土蔵

    湯沢市近郊の元農家の屋敷蔵を移築再生したプロジェクト。建主夫妻の希望は、構造体を維持しつつ、土壁漆喰の内部を踏襲し現代住宅の性能を確保すること。急傾斜地の造成に1年をかけ、解体した部材を現地で保管し、部材加工の上、鎌倉に移送して組立てた。基礎はRCベタ基礎とし、耐震等級2に近い数値を確保。断熱性能向上のため外壁に断熱壁を追加し、暖冷房システムは半地下空間を利用。特注タイルや銅の一文字葺き屋根など意匠にもこだわり、建築主は日本の風土文化を残せたことに満足されている。

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  • 内保の家

    内保の家(N邸)は、以前の水まわり改修で奥様から感動の声をいただき、今回は趣味の工房を主屋東側の昭和34年建築の納屋を改修。建築主の要望に応え、高断熱性能を実現するために気密シートと断熱材を使用。既存木製建具を活かし、内部は伝統的な骨組みを見せる設計に。1階工房の天井を吹き抜けにし、2階には強度を保ちながらロフトを設置。暖炉を設置し、冬場の暖房も考慮した快適な空間に再生しました。

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  • 秋保古民家現地再生の家

    岩手県奥州市のO様一家は、宮城県仙台市秋保にある奥様の実家の古民家を2世帯同居可能な住まいに改修することを決定。ササキ設計の調査で、床下の腐蝕部分を補強すれば上部構造材は活用可能と判明。施主の要望は、歴史や雰囲気を保ちつつ断熱改修を行い、両親のスペースを使いやすく改良すること。設計では、リビング・ダイニング・キッチンを吹き抜けにし、薪ストーブを設置。断熱性能を向上させ、バリアフリーのトイレやユーティリティルームも新設。古い建具や家具をリメイクし、歴史を感じる住まいに再生しました。

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  • 奥多摩の民家再生

    風光明媚な奥多摩の地に160年建ち続けた民家であるが、建主の希望により、快適で安心な住まいへ再生する事となった。主な内容は、1.全ての座敷をフローリングにし、現代の生活様式へ 2.安心して住める耐震補強 3.快適に住める断熱及び新設備工事 4.木を生かした内装である。基礎補強工事として、全ての石場立てのまわりを鉄筋コンクリートで補強し、さらにヒバ材で柱と柱の足元を繋ぐ足固めを行った。外部に面した建具は木製に戻し、防犯ペアガラスを入れている。内壁は質感のある珪藻土塗りで、外側の壁と天井にはサーモウールを敷き詰めた。再びよみがえった玄関の土間は、昔の豪快な梁を見せ、客人との応待スペース、農作業休けい場など多目的に使用されている。

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  • 吹き抜けのある家

    京都府福知山市の築100年以上の古民家を再生する計画が、建築主の「暖かい家にしてほしい」「和室を当時のまま残したい」「田の字の間取りを使いやすく変えたい」という要望から始まりました。柱や梁を活かし、住みやすい動線と広がりを感じる空間を提案。ダイニングには吹き抜けを採用し、和室は壁や床、畳を修繕。急勾配の階段を緩やかにし、家族のコミュニケーションを促す設計に。リビングには薪ストーブを設置し、琉球畳との相性も良く、落ち着いた雰囲気を演出しました。

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