JMRA登録事業者が設計・施工した民家再生事例を紹介します。
築70年の家を、兄弟で維持管理しながらセカンドハウスとして再生する計画。「住まない家なので予算はかけられない」「寝室と水回りは一新したい」という要望のもと、古民家特有の課題に対し優先順位を整理。限られた予算内でリスク対応にも理解を深めながら、必要最小限の耐震・温熱改修で目標に近づけました。

農家を継いで、ご両親の実家に同居するための現地再生。二世代で暮らす為、若夫婦の寝室は増築し、従来の伝統工法部分は耐震性と断熱性能を満たした。増築部を分離したが下屋の軒を伸ばして、落ち着いた外観にした。

高齢のお母様が安全に暮らすために現地再生。改修目標の一つは通り土間を復活させること。畑仕事で使う一輪車が通れるようにした。伝統的民家の良き佇まいを残しつつ、温度差の少ない穏やかな空間を作った。土間の機能に配慮し、安全・暖かさを求めた心地良い暮らしの場を再生した。

高齢者が暖かく安全な暮らしができる家として現地再生。リフォームが繰り返された増築部は在来工法で、伝統工法の母屋とは切り離して建てられていたが、地震時の揺れ幅の違いによる影響を少なくする為、在来工法部分は固めすぎないよう配慮した。古民家の寒さ対策は、寝室とつながる空間の温度差を少なくした。以前のリフォーム で柱が抜かれていた部分は、今回構造補強を行った。

再生前は家全体をガルバリウムで覆っていたため、キッチン床を中心とした基礎が腐食していた。再生にあたり、基礎のやり直し、防湿シートと竹炭での調湿・消臭・抗菌を行った。キッチン、ダイニング、リビングをオープンにすることで、また低い天井を取り払うことで、解放感のある間取りに。薪ストーブを付けることで、カラッとした気持ちの良い空間となった。
