

イベントやセミナーに参加したJMRA会員の投稿コーナーです。
2023年11月5日(土)~11月6日(日)
岐阜県中津川市、恵那市
参加:24
名
今期最後の実地講座を、岐阜県東濃地方にて実施しました。
林業のまち加子母では、江戸時代の森林管理のお話を聞き、現代の原木市場や製材所、伝統の地歌舞伎小屋「明治座」を見学しました。里山の暮らしが残る中野方地区では、生活を支える棚田を見学した後、集落の水源である上流の森へ移動し
、実際に間伐作業を体験しました。
これからの森のことを考え、楽しくがんばる人たちに出会うことで、参加者にとって森に関心を寄せる機会となりました。 (M.T.)
2022年10月16日(日)
茨城県石岡市旧八郷地区
参加:24名
茅葺きの里・茨城県石岡市旧八郷地区に出向き、ガチで民家再生に取り組みました。会場となった「茅葺きのおばあちゃん家」の屋根の傷みが早いのはなぜか?どんな改善が必要か?山や棚田の散策、家の見学調査、水脈づくり、敷地内で行われていた茅葺きの伝いなどを通して、身体を動かしながら考える時間になりました。
終了間際には予想外の奇跡が!当日の作業の裏付けとなるような創建当時(明治18年)の家相図が偶然発見され、肉体作業の疲れも吹き飛ぶ講座になりました。 (T.O.)
2022年9月11日(日)
東京都八王子市
参加:26名
今回は、今まで見てきたものを改めて整理し、自ら手を動かして木を刻み、継手を造って組むことを体験する1日になりました。(株)健組小野田健棟梁の講話では、伝統構法の軸組模型と在来工法の軸組を比較することができたので、民家の仕組みについての理解度がさらに高まったのではないかと感じています。継手作成の実演では「自分たちでできるのか?」と不安そうに見ていた受講生でしたが、実際にノミや鋸を手にして見事完成させた表情はなんともいえず、素晴らしいチームワークでした。最後は、自分たちで造った継手が、自分たちの重さで壊れることを体感できたのは、貴重体験になったことでしょう。(T.I.)
2022年7月16(土)~17日(日)
長野県飯田市 大平宿
参加:受講生21名(スタッフ・OB名を含52名)
3年ぶりの開催。しかし時が止まっ たような大平はいつもと変わらず私た ちを迎え入れてくれました。 薪で風呂を沸かしカマドでご飯を炊 く。夜は囲炉裏を囲んでの団らん。不 便な中でもみんなで協力し楽しみなが ら、昔の生活を体験しました。集落 活動の水路掃除と、OBで建築士の藤 本さん案内の建物見どころ紹介ツアー、 そして大平ならではの、のんびりとした 時間を過ごしました。夜は OB 吉川さん 持参の天体望遠鏡で土星や月の観察。 久しぶりの宿泊講座、OBも含めて 受講生の絆が深められた有意義な講座 になりました。 (T.S.)
2022年6月25日(土)
埼玉県羽市
参加:17名
会場は冨田染物店ニ代目・冨田氏によって“おもてなし“を行うために建てられた冨田家。古民家再生に携わる 設計士の藤本幸充氏、髙野量平氏、石川忠紀氏を講師に招き、実測と活用方 法の提案を行いました。
参加者は暑さをものともせず実測、そして活用方法についてディスカッション。左官技術に精通する木村謙一氏の見立てにより、冨田家の淡い青漆 喰には高い技術の必要な「藍」を利用した可能性が出てきました。ご参加いただいた皆様ありがとうございました。
(E.K.)