イベント報告 イベント報告」

イベント報告

イベントやセミナーに参加したJMRA会員の投稿コーナーです。

  • 福岡/<九州民家大学第5期構造編⑤⑥>構造計算と建築物の考え方、伝統建築物に適した考え方とは?

    2025年12月13日㈯、14日㈰
    福岡県久留米市+オンライン
      参加:⑤14名+22名 ⑥13名+22名
      九州・沖縄地区

     限界耐力計算は「振動理論」「時刻歴応答」「スペクトル解析」などの理論により、地震時に建物が変形することで地震エネルギーを吸収する能力の獲得するための「性能規定」です。
     一方で、従来の木造建築における「壁量計算」は、地震力に力で抵抗し、建物の変形を抑制することが主眼の「仕様規定」です。この2つを対比して理解するとわかりやすく、限界耐力計算が、なぜ古民家の補強に適しているか理解できました。
     『伝統構法を生かす木造耐震設計マニュアル』(2004年、学芸出版社)に詳細があります。
     終了後、九州メンバーの忘年会を開催しました。 (K.M.)

  • 福岡/<九州民家大学第5期構造編⑦⑧>伝統構法の耐震性能と新しい耐震要素の実験とそれを用いた耐震補強

    2026年1月17日㈯、18日㈰
    福岡県久留米市+オンライン
      参加:⑦12名+23名 ⑧11名+25名
      九州・沖縄地区

     限界耐力計算は1質点系にして検討を行います。実際の古民家では矩形な ものや、階高がまちまちなものが多く、その際のゾーニングの検討や応答値の検討の考え方を学びました。
     新築だけでなく古民家の耐震補強にもこの計算方法を役立てられることが わかりました。古民家になじみやすい補強ができると思います。
     仕様規定である壁量計算(計算手順が整備されている)と比較すると、性 能規定である限界耐力計算は、現段階では複雑な手順が必要で、細部に未整 備な点がありますが、伝統構法の古民家の関係者には、ぜひ知ってほしい構 造補強の考え方です。(R.F.)

  • 福岡/<九州民家大学第5期構造編⑨⑩ 講義を通して生まれた新しい疑問を語り合う

    情報誌『民家』137号

    2026年2月7日㈯、8日㈰
    福岡県久留米市+オンライン
      参加:⑨12名+22名 ⑩10名+23名
      九州・沖縄地区

     熊本地震時の熊本城の被害状況や、川尻公会堂の再生補強工事を通して、 保存と耐震の両立に向けた具体的な取り組みを見せていただきました。  実務に携わる者として、昔の職人の仕事が今も建物を支えている重みを改 めて感じるとともに、その技術を現代の法規の中でどのように生かしていく のかについて、道を示していただきました。  最終回となり、北原昭男先生(熊本県立大学 名誉教授)のご講義に心より御礼申し上げます。 (E.W.)

    情報誌『民家』137号
  • 愛知/豊田市足助見学と茅狩体験

    j情報誌『民家』137号

    2026年1月31日㈯〜2月1日㈰
    愛知県豊田市足助
      参加:20名
      民家の学校オープンスクール
    協力:合同会社かやすけ

     茅刈り体験では、最初は鎌の扱いに慣れず苦労しましたが、最後は無心になり刈ることに没頭。一通り刈り終えたあとは茅葺き職人の杉山さんの助言にしたがい、茅場に寝転びました。茅刈りは、みなで一つのことを達成する楽しさ、心地よい疲労感、広い茅場の清々しさなど、素朴な喜びを得られる体験でした。
     ほかには茅葺現場と農村舞台の見学、重伝建の街歩きの時間もあり、足助の歴史とかつての人々の営みを身近に感じる2日間でした。 (野口訓子)

    j情報誌『民家』137号
  • 古民家活用の現場から考える、上島町のいま

    情報誌『民家』137号

    2026年2月22日㈰
    愛媛県越智郡上島町
      参加:25名 
    国際交流部会

     古民家宿「汐見の家」が10周年を迎え、トークイベントが開催されました。「賑わいを作るためにやってはいない、自分が楽しむためにやっている」「積極的に移住と声をかけているわけではないが、汐見の家がきっかけで20人に及ぶ移住者が生まれた」共に登壇者からの発言で す。登壇者自身の楽しみや喜びが地域を楽しく明るくしていると感じ、活発な質問は聴衆の共感によるものと思いました。古民家見学では、贅沢な材料をふんだんに使った建物に感嘆しました。そして私は、妻以外との会話を2年ぶりに楽しむことができました。ありがとうございました、私は元気です。 (H.A.)

    情報誌『民家』137号