イベント報告 イベント報告」

イベント報告

イベントやセミナーに参加したJMRA会員の投稿コーナーです。

  • 長野/木曾の民家と付属屋を巡る

    情報誌『民家』136号

    2025年9月14日㈰〜15日㈪
    長野県木曽郡木曽町 参加:7名
      民家再生技術部会

     木曽地方は木曽ひのきをはじめ良質な木材の生産地です。私達は、御嶽山のふもとに広がる地域の、かつて板葺石置屋根であったであろう本棟造や長屋造の伝統的民家や、その付属屋である数々の板倉を巡りました。杣や大工人口も多い山林地帯は、古くから馬産地として知られ、江戸中期頃からは主屋の2階を蚕室にして養蚕も盛んで、民家はまさに産業と暮らしを物語るものでした。
     研究論文のテーマとなった木曽の民家と自力で移築再生中の板倉を中心に、惜しげもなく詳細な解説とご案内をいただいた鈴木湧土さんに心から感謝します。(S.S)

    情報誌『民家』136号
  • 山梨 /〈民家再生ワークショップⅣ期〉 床を作る

    情報誌『民家』136号

    2025年9月20日㈯〜21日㈰
    山梨県山梨市 参加:21名 
    民家お助け隊

     ワークショップ会場となった元養蚕農家の2箇所の再生が終了。生活スペースのある古民家らしい姿になってきました。
     養蚕室だった上階床の板張りが完成。続いて居住空間だった地上階の元座敷を杉無垢材にした床板張りも完成。根太に補強束を加えて耐重量化しています。ピアノがこの部屋に置かれるそうです。
     次回はいよいよオンドル設置に向けて作業が始まります。 (T.M.)

    情報誌『民家』136号
  • 神奈川/物語を刻むまち・浦賀-建築で読み解く時間のレイヤーー

    情報誌『民家』136号

    2025年9月27日㈯
    神奈川県横須賀市
      参加:17名

     「湘南邸園文化祭」の一企画である当イベントに参加しました。
     前半、横須賀市自然人文博物館学芸員の亀井泰治さんから、太古の昔からの地形・地域の成り立ち、ペリー来航後の発展、自身がやられた横須賀の国登録有形文化財について座学で学び、その後、同氏のガイドで、明治期のレンガ積みドッグ、江戸時代の木彫りのある神社や昭和の鏝絵の技、国登録有形文化財のお味噌屋さん等を訪問しました。
     わずか半日のイベントでしたが、浦賀のまちの変遷を垣間見ることができました。 (Y.F.)

    情報誌『民家』136号
  • 長野/信州民家で楽しく暮らす仲間の交流会5

    情報誌『民家』136号

    2025年9月27日㈯
    長野県長野市鬼無里 参加:13名
    信州民家の会

     気さくで温かい鬼無里の民家オーナーご夫妻、参加者の皆さん。
     土壁下地の「小舞掻き」、「荒壁塗り」にあたり、篠竹と茅葺を組んだり、粘土に藁と水を加えて練るなど、各人ができる手仕事を自ら見つけて進める軽やかな雰囲気で、作業が進みました。
     汗を流した後は、お楽しみのランチ交流会。オーナーが腕を振るったチリコンカン、近隣の仲間たちお手製のサラダや季節の料理に舌鼓を打ちました。
     ご近所さんも顔を出すなど、オーナーご夫妻の地域との深い関わりを感じました。(N)

    情報誌『民家』136号
  • 福岡/<九州民家大学第5期構造編①②>伝統構法の耐震性能を学ぶ

    情報誌『民家』136号

    2025年10月18日㈯、19日㈰
    福岡県久留米市+オンライン
      参加:①14名+27名 ②13名+25名
      九州・沖縄地区

     講師は熊本県立大学名誉教授の北原昭男先生。宮崎、熊本、大分からも講 義を受けに集まる。今回は木造建築物の種類と特徴、既往の地震被害から明らかになった木造建物の耐震性能を学んだ。地震が起きるメカニズムと建物の地震被害、そして2000年の鳥取県西部地震で明らかになった伝統構法の建物の耐震性能は、在来工法と伝統構法の耐震性の違いを如実に表し、変形やゆがみはあれど、伝統構法の持つ粘り強さで伝統構法の建物の倒壊率の少なさが証明されたという話は、JMRA会員が民家を次代へ引き継ぐ上で背中を押してくれる。 (E.W.)

    情報誌『民家』136号