イベント報告 イベント報告」

イベント報告

イベントやセミナーに参加したJMRA会員の投稿コーナーです。

  • 神奈川/<民家の学校⑤>森と暮らしのつながり

    情報誌『民家』136号

    2025年11月1日㈯〜2日㈰
    神奈川県小田原市
    参加:24名(スタッフ・OBを含む)

     秋晴れの2日、小田原林業の現場を巡った。
     都心に近いとは思えぬほど、ここには川上(生産)から川下(販売)へと流れる森林産業が、ひと筋の水脈のようにまとまりを見せている。事業者らが互いをよく知り支え合う姿に、この地の結びつきの強さを感じた。二宮尊徳ゆかりの地らしく、推譲の精神―未来世代のために“循環”をつくる―は、林業そのものに息づく。
     課題はあれど、勤労・倹約・分度の尊徳の教えは、静かに未来を照らす道 標のように思えた。 (T.H.)

    情報誌『民家』136号
  • 長野/信州民家で楽しく暮らす 仲間の交流会6 

    情報誌『民家』136号

    2025年11月2日㈰
    長野県山ノ内町 参加:25名
    信州民家の会

     穏やかな秋の一日、交流会の活動に初めて参加しました。皆さんが温かく迎えてくださり、すぐに溶け込むことができました。長野県山ノ内町で古民家をホテルとして再生されたオーストラリア人夫妻から、その歩みのお話を伺いました。見学した建物は保存状態が驚くほどよく、かつて名家として地域を支えた歴史を物語る資料も多く残されていました。特に江戸期の家人の日記や真田家の書状、地元の偉人である佐久間象山の書などの文化も大切に引き継ぐとおっしゃり、大屋根を茅葺きに戻すという壮大な計画にも心を動かされました。 (T.T)

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    情報誌『民家』136号
  • 山梨/<民家の学校②>民家の風土と源流を訪ねて

    情報誌『民家』135号

    2025年5月17日㈯〜18日㈰
    山梨県笛吹市、甲州市
      参加:30名

     芦川集落を訪ね地域との繋がりを持つ岩間さん、代々受け継ぐ家を守る原さん、伝統工法を受け継ぎ誇りを持って仕事をする石川工務所の方々、重伝建の上条集落を守り人々に伝えていく中村さん、もしもしの家の内田さん、上条集落に移り住み民家を再生しカフェを営む小野田夫妻、移築再生したに手を加えながら暮らすハルダム夫妻、ハルダムさんと出会い思いを一つに家をつくりあげた設計士の網野さん。
     どのお話も、人との繋がり、世代を超えた繋がり、繋がりを大切にしている。民家の学校という繋がりでの貴重な2日間でした。 (M.T.)

            
    情報誌『民家』135号
  • 山梨/〈民家の学校③〉 囲炉裏の住まいとかつての集落へ

    情報誌『民家』135号

    2025年7月19日㈯〜21日㈪
    長野県飯田市 大平宿
      参加:26名(スタッフ・OBを含む)

     大平宿の魅力は、何度訪れても、その都度に新たな発見があることです。
    今年は「古(いにしえ)の暮らしを体験し愉しむ」をコンセプトに、囲炉裏に火をおこし薪風呂に入るという手間をかける生活をすることで、時間の感覚や気持ちにゆとりが生まれました。
     吉田桂二(建築家)が愛し動態保存に拘った大平宿。その思いを引継ぎ、保全活動に取り組む広瀬秀一さんら「大平宿を残す会」の方々と、大平宿 ご出身の大蔵祥子さんのご尽力により、今年も大平宿講座が実り多きものとなりました。 (R.M.)

    情報誌『民家』135号
  • 大阪/〈民家の学校オープンスクール〉 日本民家集落博物館見学

    情報誌『民家』135号

    2025年6月7日㈯
    大阪府豊中市
      参加:28名

     各地の代表的な文化財民家12棟を巡りながら、安田徹也氏(神戸大学准教授、建築史)に構造の工夫や暮らし方など民家の見所を学んだ。
     日本民家集落博物館では、岩手の曲屋から奄美大島の高倉まで国内各地の民家を移築して野外展示。いずれも国や府の文化財に指定・登録されている。
     材木の芯側の面「木裏」は水に強く、逆の「木表」はつやが出て手触りがいい。主屋から出入り口が突き出た「中門造り」は落雪事故を避けるための工夫だった――。最高の教材を前に、人気講師からあふれ出るうんちくを聞くのは格別だった。 (S.N.)

    情報誌『民家』135号