イベント報告 イベント報告」

イベント報告

イベントやセミナーに参加したJMRA会員の投稿コーナーです。

  • 東京/〈民家の学校〉 民家に関わる

    2016年10月10日(月・祝)
    東京都西多摩郡檜原村
    参加:35名

     東京の秘境ともいうべき檜原村湯久保集落で、民家再生の現場に関わる体験講座が開催されました。この集落の「カシャクボの家」では、ワークショップ形式で、主に地元の材料を使いつつ、いろいろな人が関わり民家の再生を行っています。今回は、土壁の材料となる土を素足で捏ね、バイオトイレの荒壁塗りを行いました。また、イノシシに掘られた床下地盤の土埋めでは周辺の土を運び、即席のたこで土固めを行い、さらに、地元の方に昔ながらの縄結いの指導を受けるなど、民家にいろいろな人が関わり、一歩一歩再生していくという貴重な体験になりました。(友の会会員T.K.)

  • 神奈川 /〈民家の学校 オープンスクール〉 川崎市立日本民家園見学

    2016年9月25日(日)
    神奈川県川崎市
    参加:35名

     リピーターがいるという噂の日本民家園見学に、やっと参加してきました。今回は17~18世紀に建てられた家を中心に見学。安田徹也さんによる解説は、その家の細かな特徴や移築時の背景、家園が設立されるに至った経緯など、なかなかマニアックで興味深い説明ばかり。ファンがいるということに大いに納得する内容でした。農村歌舞伎の舞台や奈落も見学。気持ちのいい縁側での記念撮影。囲炉裏に火の灯る古民家を堪能できました。1回では周りきれないことを実感し、また訪れようと思う講座でした。(友の会会員H.I.)

  • 静岡 /〈民家の学校〉 民家と森

    2016年9月18日(日)~19日(月・祝)
    静岡県浜松市天竜区
    参加:36名

     民家を構成する木材がどうやって生まれるのか。今回は、林業について学ぶ17期生最後の合宿講座です。初日はあいにくの雨模様で、伐採体験は中止となりましたが、水窪祭りの見学に始まり、月齢伐採や葉枯らし天然乾燥の最高品質木材を供給する榊原さんにお話をうかがうことができました。2日目は、天竜区の山主である守屋さんを訪ね、山と共に生きることについて学び、天然乾燥材の製材所であるTSドライで、丸太から柱や板材になるまでの工程を見学させていただきました。受講生は林業の現状や未来への可能性に触れることができたのではないでしょうか。(Y.H.)

  • 埼玉/「木に学ぶ」 原木を知る

    2015年9月5日(土)
    埼玉県飯能市
    参加:18名

    以前「土」、「竹」をテーマに連続講座を企画し、今回は日本建築文化の根幹になる「木」を4回にわたって学んでいきます。
    第1回は、「原木を知る」と題し、午前中は吾あが野の 原木市場を訪ね、材木の競りを見学。山積みの原木がどんどん競り落とされる瞬間の緊張感をリアルに体感することができました。
    午後は岡部材木店へ移動して、植林地へ。樹齢80年ほどの大木のサワラやスギが立派に育っている。最後に間伐の実演で1本のスギを実際に切り倒してもらい、林業家がいかに大変かを実感しました。(友の会会員K.N.)