イベントやセミナーに参加したJMRA会員の投稿コーナーです。

2017年9月23日(土・祝)
兵庫県神戸市中央区
参加:20名
秋空のもと、新神戸駅近くの竹中大工道具館を訪れた。縄文時代から現代までの大工道具を、日本のみならずアジアやヨーロッパにも及んで幅広く収集保存している。驚いたのは展示方法で、いつでも使用できるようにすべて研いであり、来訪者と近い距離に展示されているため、つい触りたくなるほどであった。また、案内いただいた安田氏の該博な知識にもとづいた分かりやすい説明、溢れんばかりの情熱には、感服した。大工道具を通して、建築は手仕事の集大成だと改めて思った。みなさん訪れてはいかがでしょうか。(友の会会員N.K.)


2017年9月23日(土・祝)
大分県佐伯市 参加:33名
九州・沖縄地区運営委員会
江戸時代末期の古民家を現地再生した「遊志庵」を訪ねました。施主である岩佐礼子さん(JMRA 会員)は大学院で研究したことを実践すべく、地域づくりの活動拠点として30年近く空き家となっていた祖父の生家に巡り合い「遊志庵」と名付けました。第一部は岩佐さんから工事中のワークショップや、完成後のイベントの様子の説明があり、第二部は設計をしたすまい塾古川設計室の古川保さん(JMRA登録事業者)による再生ポイントの解説がありました。その後の交流会にも多くの方が参加して大いに盛り上がりました。(正会員E.W.)


2017年9月9日(土)
東京都中央区 参加:40名
文化企画部会
当日は少し蒸し暑い感じはしましたが、絶好のクルーズ日和でした。
集合場所の日本橋脇の船着き場から屋根のない座席のみの船に乗り込み、さあ出発!日本橋川からいったん隅田川に出て、スカイツリー方面に向かい、神田川、日本橋川を通って元に戻る周遊コース。
普段歩いていると決して見ることのできない、多数の橋を下から見上げるという体験。有名なものから無名なものまで多くの歴史的構築物が残っていて、東京は江戸や明治の歴史の上に成り立っているんだな~!と実感しました。貴重な時間を過ごせたイベントでした。(友の会会員W.F.)


2017年9月3日(日)
千葉県鴨川市
参加:32名
千葉県の鴨川で、民家再生と竹林整備の作業を体験しました。訪れたのは、民家の学校を卒業されたご夫妻が、今春オーナーとなった、古民家付きの里山です。
民家で三和土仕上げとなる部分の鋤取り作業は、固い粘土層を掘り起こすという肉体的にはつらいものでしたが、きれいになった作業終了後には、古民家も里山も喜んでいるように感じられました。これから長い年月をかけてゆっくりと整備されていく鴨川の地を、また訪れたいと感じた一日でした。(友の会会員K.T.)


2017年8月26日(土)、27日(日)
栃木県那須郡那須町 参加:14名
国際交流部会
一足早い秋の訪れを感じる那須高原で漆喰塗り体験の講座が開かれました。現場は再生中の移築古民家で、養生・下地処理から仕上塗りまで一連の作業を体験しました。慣れるまでは思うように塗ることができませんでしたが、次第にコツが摑めるようになり、白く美しい光沢を出せた時の感動はひとしおです。初心者も経験者もみな無心になって漆喰を塗っている姿が印象的でした。
近年、一般住宅で漆喰を使うことは少なくなりましたが、古民家の再生を通じて漆喰文化を後世に残していきたいと強く感じました。(友の会会員T.N.)
