イベント報告」 イベント報告

イベント報告(九州・沖縄地区)

イベントやセミナーに参加したJMRA会員の投稿コーナーです。

  • 福岡 /〈九州民家大学〉⑨熱力学 ⑩空気と湿気

    2020年1月18日(土)、19日(日)
    福岡県久留米市
    参加:⑨38名、⑩36名
    九州・沖縄地区運営委員会

    一番印象的だった宿谷先生の言葉は「冷房は麻薬だ」です。確かに、夏に外で仕事をしていると、暑さに体が慣れてくることが実感できますが、冷房の効いた室内にこもって仕事をしていると、冷房が無くては過ごせなくなってしまいます。人の肌感覚を無視した室内環境に慣れてしまうと、感覚が鈍感になってしまう実験データが示されていました。私は人が暮らすための住宅を作る仕事をしていますが、この民家大学を受講することで、科学的な裏付けを持って、肌感覚を健全に保てるような住環境を作れるようになりたいと思いました。(正会員T.I.)

  • 福岡 /〈九州民家大学〉 ⑦熱と環境 ⑧熱の振る舞い

    2019年12月14日(土)、15日(日)
    福岡県久留米市
    参加:⑦40名、⑧34名
    九州・沖縄地区運営委員会

    今回は、「熱と環境」「熱の振る舞い」について学んだ。まずロウソクを例に挙げて、熱の4つの伝わり方を理解した。熱は粒子の振動なのだというのは新たな発見だった。毎回の講義は、実験を目の前でしながら体感的に理解してもらおうという先生の意気込みを感じる。その意気込みに応じるように私たち受講生も講義の間中は質問が頻繁に飛び交う熱気にあふれる2時間半である。やむをえず講義を休んでしまっても、通年受講を希望していればビデオ補講があるので復習もできるし、何とも親切な九州民家大学の講義である。(正会員E.W)

  • 福岡 /〈九州民家大学〉 ⑤日照と住居 ⑥光と環境

    2019年11月16日(土)、17日(日)
    福岡県久留米市 参加:⑤29名、⑥28名
    九州・沖縄地区運営委員会

    今月は「日照」をテーマにさまざまな角度から学んでいきました。太陽が東から登って西へ沈む。そんな身近な現象も天体の動きから紐解き、天空図を作りました。また、光の正体が電場と磁場の波であるということを体感するために、地場の実験を行いました(写真)。人間の感覚では捉えられない光も、宿谷先生の手にかかれば、一目瞭然の発見を与えてくれました。そして、そんな光が私たちの目に届き知覚されるのに最適な照度とは。今回もさまざまな発見があった楽しい講義となりました。(友の会会員T.M.)

  • 福岡/ 〈九州民家大学〉 ③人のからだ ④宇宙と住居

    2019年10月19日(土)、20日(日)
    福岡県久留米市
    参加:③39名、④35名
    九州・沖縄地区運営委員会

    宿谷先生の話は、本当に温熱の講義だろうか?と思う視点から切り込んでいき、本質から知ることができる。楽しい話の端々が温熱とつながり、今までなかなか理解しづらかった放射などが、すんなりと入ってきた。同時に自分の体なのに、知らないことが多すぎることを知った。臭いを感じたときに、どのようにしたら強く感じ、早く解放されるかなど、実用的なことも多々学び、日常につなげることができる内容であった。次は何を学べるのか楽しみである。(正会員R.F)

  • 福岡/〈九州民家大学〉 ①環境の入れ子構造 ②環境導入システムのカタ・カタチ

    2019年9月21日(土)、22日(日)
    福岡県久留米市
    参加:①38名、②37名
    九州・沖縄地区運営委員会

    九州民家大学の今シリーズは、「温熱環境」をテーマに東京都市大学名誉教授の宿谷昌則先生による6ヵ月・全12回の講座。大学の外でこれだけの連続講座をするのは初めてだそうです。焼肉の鉄板やビールジョッキ等、日常の事象に重ねたり、一般用語に置き換えての説明で、難しいと構えていた温熱環境の言葉も、理解が進みました。また受講者からの質問やりとりも醍醐味があり、第1回から時間はオーバーし、10月からは30分繰り上げてスタートすることに。以降の講座も楽しみです。(正会員K.T.)