イベント報告」 イベント報告

イベント報告(民家の学校)

イベントやセミナーに参加したJMRA会員の投稿コーナーです。

  • 静岡/ 〈民家の学校〉 民家を育む

    2018年11月3日(土)~4日(日)
    静岡県浜松市天竜区
    参加:23名

    西鹿島駅からバスに揺られること1時間、天竜美林の山々が近付くと、曇天から陽光が差し込んできました。2日間の講座のスタートです。1日目は、水窪町の山林にて伐採体験。安全指導のもと、実際に木を伐り倒します。達成感に加え山仕事の大変さを実感できました。2日目は、当地代々の山主の方から、山林・林業の今昔について貴重なお話伺った後、天竜杉の製材所を見学し、月齢伐採・天然乾燥の考え方や製材技術を学びました。豊かな森林に囲まれた天竜の地で、存分に森や木の魅力に触れることができました。(友の会会員M.M.)

  • 東京/〈民家の学校〉 民家を組む

    2018年10月28日(日)
    東京都八王子市
    参加:25名

    伝統構法での建築を手掛けている小野田棟梁より、「在来工法」と異なる「伝統構法」の意義や高度な建築技術、大工道具の種類の多さ、差し金の使い方などについて話していただきました。
    ワークショップでは鋸・のみを駆使して、かま継手製作を行い、棟梁の作成した追掛け大栓継手、プレカット加工のかま継手で強度試験を行いました。結果は追掛け大栓継手が1番、我々の素人加工とコンピューター加工の勝負はほぼ互角の結果。人の目で造る「伝統構法」を学び、守ることの大切さを知った貴重な一日でした。(友の会会員H.M.)

  • 埼玉 /〈民家の学校〉 民家と生きる

    2018年10月8日(月・祝)
    埼玉県秩父市
    参加:29名

     「栃本に住み暮らす、その先に」をテーマに、秩父の栃本という、かつて重要な交通路であった秩父往還にあり、急な斜面を活用しながら時代を生きてきた町へ、総勢29名で訪れました。
     地元の方、移住をされた方、活動されている方と、さまざまな形で栃本に関わる方々のお話を伺い、旧国道、栃本関所跡など町を散策しました。
     受講生の感想は、人・地域・産業・建物など、各々の視点で示唆に富む内容でした。担当にとっても大変学びの多い講座となりました。(友の会会員H.S.)

  • 千葉 /〈民家の学校〉 民家に関わる

    2018年9月9日(日)
    千葉県鴨川市
    参加:30名

     第5回講座は、鴨川市釜沼の里山にある、「民家の学校」OB ご夫妻が移住に向けて準備進行中の、約1,200坪の古民家付きの敷地を訪れました。
     午前は敷地入手までの経緯や、自然との共生・環境の再生を目指す里山整備等の活動についてお話を伺いました。午後は起伏に富み表情豊かな敷地にて、里山整備の現場見学と、明渠作りや敷地内で間伐した丸太の皮剥ぎを体験。
     ご夫妻の人柄や里山の魅力に触れ、また実際に手を動かすことで、里山での暮らしを心身ともに感じる機会となりました。(友の会会員R.S.)

  • 長野/〈民家の学校〉 民家に住まう

    2018年7月14日(土)~16日(月・祝)
    長野県飯田市大平
    参加:32名

    飯田と木曽の間にある、かつて峠の宿場町であった大平で、キリモミ式で火を起こし、竈での炊飯や囲炉裏での煮炊きと、今となっては貴重な民家での生活体験が行われました。
    受講生は家族として役割を果たすことで結束力が強くなり、営みを肌で感じました。また、民家の在り方や残し方を題にしたワークショップに取り組み、発表会でさまざまな意見や考え方に触れました。
    連日晴天に恵まれ、夜には満点の星空と、充実した合宿となりました。(友の会会員T.H.)