イベントやセミナーに参加したJMRA会員の投稿コーナーです。
2019年6月2日(日)
埼玉県秩父市 参加:25名
民家の学校
一層鮮やかさを増す山々の緑。爽やかな風が吹き渡る、6月初め。
かつて宿場町として栄えた栃本地区にある元民宿「甲こ武ぶ信し」から、賑やかな声が谺こだました。今年3月末に両面神社の鳥居建て替えも完了し、ますます盛り上がる栃本活性化の中心にいる人々との交流。数時間前に自ら摘んだ“採れたて新鮮”なお茶を味わいつつ、終始話に華が咲いていた。そして自然の恵みと歴史に溢れた地域の散策。
短い時間の中、各々の心にどのようなかたちで栃本の魅力が刻まれただろうか。(友の会会員H.K.)
2019年5月11日(土)~12日(日)
山梨県甲州市 参加:40名
民家の学校
初日、上条集落を見学。養蚕業を営んだ時代の民家形態、突き上げ屋根の残る町並みを散策しました。午後からは「まなびのら」へ。「私は誰ですか?私には分かりません」という雨宮棟梁の言葉から始まり、縄文石器を実際に手にしての体験。技術の原点に迫りました。2日目、ハルダムさんのお宅を見学。古民家を移築再生された経緯、苦労や工夫を伺いました。最後に、芦川集落で、おいしい水を使った珈琲や旬の手料理をいただきながら、兜造の民家で地元の方のお話を聞き、集落を散歩。実りゆたかな2日間でした。(友の会会員S.O.)
2019年4月21日(日)
神奈川県川崎市 参加:41名
民家の学校オープンスクール
昨年9月、台風の影響で延期となった川崎市立日本民家園の見学会が、春うららかな陽気の中で行われました。安田徹也さん(元 日本民家園、現 竹中大工道具館・学芸員)の解説のもと、参加者からも数多くの質問があり、熱心で和やかな雰囲気の見学会でした。安田さんの解説は時代背景、当時の生活環境など詳しく大変興味深いものでした。しかし広大な敷地のため、正門から入って全体の半分くらいで時間切れ。懇親会も大いに盛り上がり、次回は西門から入って残りの民家の解説をしていただきたいと思いました。 (友の会会員Y.Y.)
2019年4月7日(日)
東京都豊島区 明日館 参加:47名
民家の学校
第20期入学式が重要文化財自由学園明日館で開催された。JMRA保川代表・民家の学校野崎校長の挨拶後、明日館福田マネージャーに同館の歴史・現在の取り組みなどをお話しいただく。午後は各受講生の民家のイメージを共有、その多様性に刺激を受け、今後の講座が楽しみとなった。綿棒で模型を作り民家の構造の原点にせまり、左官の講義では全国の左官の事例の説明を受け、もっとお話が聞きたかったとの声があがる。参加者の熱意と当日のぽかぽか陽気で、満開の桜咲く明日館の教室は熱気で溢れた。 (友の会会員R.D.)
2018年12月2日(日)
東京都豊島区 自由学園明日館
参加:49名
自由学園明日館でついに迎えた最終講座と修了式。
最終講座では、「修了式でも新たな学びを」ということで、自由学園明日館の福田竜さんに重要文化財である「明日館」の保存と活用についてお話しいただきました。そのあとは、「民家の明日」を考えるワークショップ。たっぷりと時間をとって、皆のモヤモヤした想いを共有しました。野崎校長による講義の後は、いよいよ修了式。49名の参加者のもとで、修了証とオリジナルの手ぬぐいが授与され、大きな拍手のなかで19期の学校は幕を閉じました。(友の会会員A.Y.)