イベントやセミナーに参加したJMRA会員の投稿コーナーです。
2019年11月2日(土)~3日(日)
静岡県浜松市天竜区 参加:34名
民家の学校
間伐実習は林業家の榊原さんを中心に行われました。その後、長野県飯田市遠山郷のいろりの宿島畑へ。いろりを囲んで猪鍋、やまめの塩焼きなど地元料理を堪能しました。翌日午前は民家の学校OB(山下さん、三須さん、松山さん)による、森林から製材・建築の流れ、天竜への移住や、岐阜森林文化アカデミーへの入学経緯のお話がありました。午後は月齢伐採材の製材所、TSドライへ伺い、機械の稼働やストックセンターを拝見させていただきました。普段見たり、触れたりすることのない貴重な時を、充実して過ごせました。(友の会会員M.T.)
2019年10月6日(日)
東京都八王子市 参加:28名
民家の学校
今年は、1坪小屋の仮組みを準備した。これは、15期矢内さんの協力によるものである。小野田棟梁から三部構成で座学を受けた後、腰掛け鎌継の墨付け・刻みを男木・女木1組で実践した。小野田棟梁は、追っかけ大栓の継手を製作。最後に、プレカットの鎌継手も加えて強さ確認を行った。継手の違いによる強さの違い・材料による粘りの違いを目で見て知ることができた。
伝統構法とは何かを感じ、一般の人でも意欲があれば刻みから建て方までできることを感じ取ってもらえたのではないか。(友の会会員K.Y.)
2019年9月8日(日)
埼玉県さいたま市 参加:35名
民家の学校
古民家や土蔵もある古き武蔵野の面影が残る風景の中、昔ながらの農法で野菜や米を作り、代々伝わる農村文化を伝える活動を20年以上されている萩原さとみさんに「柿渋」つくりを中心に、衣食住など多岐にわたる「農のある暮らし」のお話をうかがいました。
また実際の住宅で劉朋展氏による左官ワークショップを行いました。座学では左官集団「花咲か団」と協働し、多くの左官名人との対談をまとめた『左官回話』の著者で美術家の木村謙一氏に、豊富な写真と共に左官の奥深いお話をうかがいました。(友の会会員J.N.)
2019年7月13日(土)~15日(月)
長野県飯田市大平宿 参加:42名
民家の学校
今年の大平宿は雨に煙っていた。入村式を終え、受講生が4軒に分かれ暮らしが始まった。ここは電気もガスも無く携帯も繋がらない。家族が役割分担し協力し合わなければ生活が成り立たない。火を起こして囲炉裏に火を入れ自分たちで煮炊きができる。このような体験は大平宿ならではのこと。各家で行燈を作り、灯りの有難さを実感しました。2日目は雨の大平宿を散策・午後は大平をのこす会の皆様の苦労話や課題等を伺いました。雨の日は雨の日なりの大平宿の過ごし方があり、大家族の良さを再認識した2泊3日となりました。 (友の会会員M.S.)
2019年6月29日(土)
東京都東久留米市 参加:32名
民家の学校オープンスクール
雨!湿度90%!という悪条件の中、始まった火おこし講座。岩城先生の古代発火法を学べるとあって皆わくわくでしたが、28秒記録の世界チャンピオンでも苦戦。素人の私は手が痛んでも煙すら上がりません。穴には、火種を落とす意味があること、回転始めはゆっくり、しっくりきたところで高速に…。先生方は、つまずくごとに解決策をくださいました。最後に空木という部材を乾燥したものに変えると、あっという間に火が!
道具を見極めること、コツを踏まえることの大切さを体感した1日でした。(友の会会員M.N.)