イベント報告」 イベント報告

イベント報告(東京)

イベントやセミナーに参加したJMRA会員の投稿コーナーです。

  • 東京/<民家の学校⑥>修了式

    情報誌『民家』129号

    2023年12月3日
    東京都豊島区 自由学園 明日館
    参加:受講生23名

     今期最後の締めくくりとなる修了式講座では、建築家の相子芳也氏による古民家再生の実例紹介から現状の問題点等の解説を含めた総合的な内容の講義とともに、民家の学校の卒業後の活動について、 OB・OGの方々から具体的なお話を伺いました。最後に、今までの講座の振り返りを経て、各自学んだことやこれから行いたいことを1人ずつ発表し、現在の思いを共有しました。今期のテーマである「つなぐ」にちなみ、受講生の今後の活動の羅針盤となるような内容となりました。(N.N.)

    情報誌『民家』129号
  • 東京/日本庭園の歴史と空間構成を学び名園を体験する<六義園と旧古河庭園の見学>

    情報誌『民家』129号

    2023年11月19日㈰
    東京都文京区・北区 参加:11名
    民家再生技術部会

     2日間にわたる講座の2日目は、都内の旧古河庭園と六義園に実際に足を運び見学会が行われた。両園とも回遊式庭園であり建物は現存しないが、前日に解説された各様式が総合されていて、立ち止まって見るべきビューポイントについて説明を受けながら見学した。両園の所有者の移り変わりや変化についても解説があり、旧古河庭園は精緻につくられていて、六義園は奇石を配したり山を築くなど、よりダイナミックな庭園に感じられた。(R.T.)

    情報誌『民家』129号
  • 東京/レトロな昭和のビルで 蓄音機演奏を楽しむ夕べ

    情報誌『民家』129号

    2023年12月22日㈮
    東京都渋谷区 参加:16名
    国際交流部会

     会場のSalon de Zuppaは国立競技場の目の前。オリンピック前年1963年に建てられたビルの5階です。画家・松任谷國子さんの元アトリエでアールデコ風の内装が印象的です。ここで蓄音機演奏家・佐藤隆俊氏による蓄音機の会が開催されました。グラモフォン社製のポータブル蓄音機でクリスマスと(民)家をテーマに1926年~1950年代の貴重なコレクションからリクエストで9曲が奏でられました。音量は4種類の針の太さで調整します。録音当時の息遣いがそのまま閉じ込められた臨場感を味わいました。(A.M.)

    情報誌『民家』129号
  • 東京/レトロな昭和のビルで 蓄音機演奏を楽しむ夕べ

    情報誌『民家』129号

    2024年1月20日㈯
    東京都渋谷区 参加:11名
    国際交流部会

     会場Salon de Zuppa(築50 年以上の松任谷ビル5F)は、商業利用だけではなく住居利用された時代もあり、こだりの装飾が盛り沢山、それらを発見すると嬉しくなります。まず目にとまったのが玄関のドアノブで、ポルトガル・リ スボンのジェロニモス修道院内サンタマリア教会の彫刻装飾「ロープを掴む手(これに触れると願いが叶う、とか)」に瓜二つ!これを施した住人はきっと「来訪者に幸運を」との思いを込めたのでしょう。演目は正月らしい琴の楽曲から映画音楽まで幅広く楽しめました。蓄音機の動力はゼンマイ式、参加者は貴重な手回し体験もできました。(T.S.)

    情報誌『民家』129号
  • 東京/〈オープンスクール〉 和紙ワークショップ 「民家の素材づくり体験」

    情報誌『民家』129号

    2024年2月10日
    東京都あきる野市
    参加:16名

     あきる野市にある廃校小学校を活用した戸倉やましろテラスにて和紙ワークショップが開催されました。この地域は手漉き和紙「軍道紙」が東京都無形文化財にも指定されている伝統的な和紙の産地です。講座では和紙の原料である楮コウゾの刈り取りから始まり、楮の皮から和紙の繊維を取り出してから紙漉きと乾燥までの全工程を体験し、身近な紙がどう作られているのかを学ぶことができました。講師の中川さんは、紙漉きだけでなく楮の畑も整備・植栽している方で、貴重なお話をうかがうことができました。(N.S.)

    情報誌『民家』129号