イベント報告 イベント報告」

イベント報告

イベントやセミナーに参加したJMRA会員の投稿コーナーです。

  • 福岡/〈九州民家塾〉 現地再生民家見学 in 和白

    2017年11月5日(日)
    福岡県福岡市東区 参加:47名
    九州・沖縄地区運営委員会

     最初に設計施工を担当した建築工房悠山想宮本繁雄さん(JMRA登録事業者)が日本の民家に関する解説や工事の概要を説明、その後内部を見学しました。現地再生した2棟のうち、長屋門は若世帯の住まい(次世代空気集熱式パッシブソーラーシステム「そよ風」と薪ストーブを採用)、主屋は親世帯の住まい(古材の大梁や古建具を活かした住空間の再生と床暖房設備を採用)と、それぞれの特色を見比べることができました。
     当日は入会申し込みもあり、学生などの参加も増えて今後の活動もより活性化していきそうです。(N.S.)

  • 埼玉/〈民家の学校〉 民家と地域

    2017年10月8日(日)~9日(月・祝)
    埼玉県秩父市
    参加:30名

     秩父市の山間。急斜面の山の中、段違いに道が敷かれ、家と畑が連なる集落。今も自然の中で生活が営まれている栃本に行ってきました。民家を残していくには、実際に「住む」ことが必要不可欠です。民家を守ってきたのは、行政や団体ではなく、そこに暮らしてきた人たち。そんな方々のお話を伺い、整地を手伝い、ほんの一時ではありますが、その一端に触れることができました。民家を残すために何ができるのかを考える貴重な機会でした。講座の前日にはきのこ狩りを楽しみ、ありのままの栃本を楽しむこともできました。栃本には、実際に訪れることで分かる魅力が、確かにありました。(友の会会員J.K.)

  • 兵庫/〈民家の学校オープンスクール〉 建築史家と見学する 竹中大工道具館

    2017年9月23日(土・祝)
    兵庫県神戸市中央区
    参加:20名

     秋空のもと、新神戸駅近くの竹中大工道具館を訪れた。縄文時代から現代までの大工道具を、日本のみならずアジアやヨーロッパにも及んで幅広く収集保存している。驚いたのは展示方法で、いつでも使用できるようにすべて研いであり、来訪者と近い距離に展示されているため、つい触りたくなるほどであった。また、案内いただいた安田氏の該博な知識にもとづいた分かりやすい説明、溢れんばかりの情熱には、感服した。大工道具を通して、建築は手仕事の集大成だと改めて思った。みなさん訪れてはいかがでしょうか。(友の会会員N.K.)

  • 大分/〈九州民家塾〉 現地再生民家 「遊志庵」をたずねる

    2017年9月23日(土・祝)
    大分県佐伯市 参加:33名
    九州・沖縄地区運営委員会

     江戸時代末期の古民家を現地再生した「遊志庵」を訪ねました。施主である岩佐礼子さん(JMRA 会員)は大学院で研究したことを実践すべく、地域づくりの活動拠点として30年近く空き家となっていた祖父の生家に巡り合い「遊志庵」と名付けました。第一部は岩佐さんから工事中のワークショップや、完成後のイベントの様子の説明があり、第二部は設計をしたすまい塾古川設計室の古川保さん(JMRA登録事業者)による再生ポイントの解説がありました。その後の交流会にも多くの方が参加して大いに盛り上がりました。(正会員E.W.)

  • 東京/神田川クルーズと 日本橋の歴史的建造物巡り

    2017年9月9日(土)
    東京都中央区 参加:40名
    文化企画部会

    当日は少し蒸し暑い感じはしましたが、絶好のクルーズ日和でした。
    集合場所の日本橋脇の船着き場から屋根のない座席のみの船に乗り込み、さあ出発!日本橋川からいったん隅田川に出て、スカイツリー方面に向かい、神田川、日本橋川を通って元に戻る周遊コース。
    普段歩いていると決して見ることのできない、多数の橋を下から見上げるという体験。有名なものから無名なものまで多くの歴史的構築物が残っていて、東京は江戸や明治の歴史の上に成り立っているんだな~!と実感しました。貴重な時間を過ごせたイベントでした。(友の会会員W.F.)