イベント報告 イベント報告」

イベント報告

イベントやセミナーに参加したJMRA会員の投稿コーナーです。

  • 福岡 /〈九州民家塾〉 みんなでやってみよう! 畳の手縫いワークショップ

    2018年6月17日(日)
    福岡県宗像市
    参加:30名

     ワークショップでは、畳職人の佐野畳店3代目店主佐野典久さんを講師にお招きし、普段は見ることのできない採寸、カット、表張り、縁付けの工程に実演を交えて、レクチャーしていただきました。一部、参加者も体験させていただき、針を通す作業などに「難しい!」という声が上がっていました。午後からは、畳職人の笠大祐さんから教わりながら、各自が思い思いに、オリジナルミニ畳を製作しました。自分でやってみることで、講師のお二方の何気ない動きも、美しく、丈夫に仕上げるために、理由があることに気づかされました。(正会員H.M.)

  • 山梨/ 民家バンク登録 「大月の民家」現地見学会

    2018年5月19日(土)
    山梨県大月市 参加:13名
    民家再生推進委員会

     見学の民家は甲州街道から離れた山間の集落にあります。引き取り手がいないと、解体して建て替える予定となっていますが、明日からでも入居できるほど手入れが行き届いています。開け放した縁側からはさわやかな風が吹きこみ、一同くつろいで、それぞれの話題に花が咲きました。見学会というより、民家の居住を体験する会のようでした。予定の時間を大幅に過ぎ、日本3奇橋の1つである猿橋を見学して解散しました。インターネットによる情報収集が進んでいるのでしょう、参加者の多くの方が会員外だったことが印象的です。(正会員T.A.)

  • 山梨 /〈民家の学校〉 民家を活かす

    2018年5月12日(土)~13日(日)
    山梨県甲州市
    参加:36名

    民家の学校、今期初の合宿講座です。
    初日は山梨県笛吹市上芦川、甲州市上条を訪問し、復原された古民家を中心に見学し、住民の方々のお話を聞きました。両集落で異なった形式の民家が建っていて、どのような要因で建物の形が決まるのかについて意見交換しました。
    2日目は古民家再生の実例を見学した後、雨天のため雨宮棟梁の下小屋で丸太を部材にする技を体験し、道具を使う心構えなどを聞きました。
    民家だけでなく周囲の環境や、さまざまな人の思いなどを考させられる講座でした。 (友の会会員T.A.)

  • 東京/〈民家の学校〉 民家の原点

    2018年4月8日(日)
    東京都豊島区 明日館
    参加:47名

     「民家の学校」19期のテーマは「造るわざ、暮らすひと、紡ぐこと」。入学式もこのテーマに沿って進めました。
     はじめに、実際に古民家に暮らす野崎林太郎校長から、「暮らすひと」としてのお話がありました。仲間との関係を「紡ぐこと」として、自由学園明日館の教室を自由に歩きまわりながら受講生が自己紹介をしました。そして、「造るわざ」として、伝統工法の木組の模型づくりと、熊本地震で残った民家のしくみを学びました。はじめは緊張していた受講生もスタッフも、最後には笑顔がはじけていました。(友の会会員A.Y.)

  • 栃木/足利市 民泊開業体験談&宿泊体験会

    2018年3月31日(土)
    栃木県足利市 参加:2名
    民家再生推進委員会

     住宅宿泊事業法の施行(6月15日)に合わせ、ゲストハウスの準備を進める「足利市/ Hasamaya」が、本格開業するまでにどんなことをしてきたのかを紹介するイベントです。体験談を聞いた参加者からは、「気に入った場所で空き家を購入し、別荘と民泊を兼ね建物を有効に活用していきたい。投資をしたい」また、「故郷の空き家を民泊にして田舎を楽しんでもらいたい」という声がありました。
     住宅宿泊事業法の目的である「住宅の所有者が空いた建物・空いた部屋を活かす」に向けて、所有者の責任ある行動が求められています。(正会員K.A.)