イベント報告 イベント報告」

イベント報告

イベントやセミナーに参加したJMRA会員の投稿コーナーです。

  • 東京 /東中野の民家 現地見学会

    2018年7月21日(土)
    東京都中野区 参加:27名
    民家再生推進委員会

     西武新宿線から徒歩8分ほどの場所に建つ真壁作りの民家。戦災を免れた地域で周辺には歴史ある寺社や公園および古い建物も残されていて環境に恵まれた落ち着きのある街が広がっている。建物は天井が高く9尺ほどあり、間取りは6尺幅の広縁を持つ連続した和室を中心として茶室・マントルピースのある14畳の応接室等を配し、当時の施主の豊かな生活振りがうかがえます。見学者の中にはこの建物を以前より興味を持って知る地元の方も参加され、連日高温の続く異常気候の中でしたが建物内は風通しがよく、快適に趣ある建物の見学をさせていただきました。(正会員H.S.)

  • 長野/〈民家の学校〉 民家に住まう

    2018年7月14日(土)~16日(月・祝)
    長野県飯田市大平
    参加:32名

    飯田と木曽の間にある、かつて峠の宿場町であった大平で、キリモミ式で火を起こし、竈での炊飯や囲炉裏での煮炊きと、今となっては貴重な民家での生活体験が行われました。
    受講生は家族として役割を果たすことで結束力が強くなり、営みを肌で感じました。また、民家の在り方や残し方を題にしたワークショップに取り組み、発表会でさまざまな意見や考え方に触れました。
    連日晴天に恵まれ、夜には満点の星空と、充実した合宿となりました。(友の会会員T.H.)

  • 栃木 /古民家で能を学ぶ

    2018年7月1日(日)
    栃木県那須郡那須町 参加:30名
    国際交流部会

    第一線で活躍されている観世流小鼓方の鳥山直也先生と金春流シテ方の中村昌弘先生の実演を、那須の古民家で鑑賞する機会に恵まれた。
    間近で見る大迫力の演技、振りつけの意味を初心者でも分かりやすくした解説、大河ドラマでの協力の様子、お面や小鼓の体験コーナー。普通の能楽堂では考えられないほど間近で見ることができ、心理的にも遠いと思っていた能が身近に感じられる贅沢な時間を過ごした。
    古民家の板敷を舞台、土間を観客席と見立てた空間も、よりいっそう能を親しみやすくした。(友の会会員N.K.)

  • 東京 /〈民家の学校 オープンスクール〉 火おこし講座

    2018年7月1日(日)
    東京都東久留米市
    参加:16名

     古代発火法協会理事長の岩城正夫先生による火おこしの講義、実演のあと、いざ古代発火法技能検定!合計6名がチャレンジしました。めでたく1名がキリモミ式4級に合格となりました(4級=3分以内に炎ができれば合格)。
     終了後は民家の学校の野崎校長に、会場の「野崎邸」と柳窪集落を案内いただき、散策しながら帰路につきました。スタッフが野崎邸の朝採りのブルーベリーで作ったジャムをいただいたり、暑さ厳しい中、木々と笑顔に囲まれた夏の思い出となりました。(友の会会員E.S.)

  • 大阪・奈良 /〈日本建築研鑽会〉 大阪・奈良講座2018

    2018年6月30日(土)、7月1日(日)
    大阪府・奈良県
    参加:6名

    自宅が昭和2年築の古民家で、自身の住まいとして活用するのではなく、何とか残したいと考えています。
    今回、①伝統建築の再生段階別に3軒拝見できる、②再生後の活用についてお住まいの方のお話を伺える、ということで参加しました。ご一緒した5人の方々が建築の専門家で、私の問いにすぐお答えいただけました。3軒の設計・施工に関わった方のご案内も受けました。なんといってもオーナーの方々の建物に対する愛着と、生きかたを伺えたことが素晴らしく、刺激になりました。
    民家再生に尽力されている方々の存在は心強く感じました。(友の会会員M.T.)