イベント報告 イベント報告」

イベント報告

イベントやセミナーに参加したJMRA会員の投稿コーナーです。

  • 福岡/ 〈九州民家大学〉 ⑪流れと循環 ⑫地球環境と建築環境

    2020年2月15日(土)、16日(日)
    福岡県久留米市
    参加:⑪43名、⑫37名
    九州・沖縄地区運営委員会

    今回の講座は、「水飲み鳥」の動きから見るエクセルギー収支と持続可能性についてのおさらいからでした。 環境温度の影響(熱源)と蒸発(冷源)による熱の流れから、動力としてエクセルギーが取り出されることで水飲み鳥はお辞儀をして、それを収支として定量化できる……。また「湿度」という要素が加わることで、「湿」「冷」「温」「乾」というそれぞれ性質の異なるエクセルギー、拡散能力が評価できるというお話がとても刺激的でした。(正会員K.M.)

  • 東京/ 和紙ワークショップ 「民家の素材づくり体験」

    2020年2月8日(土) 東京都あきるの市 参加:16名
    民家の学校オープンスクール

    紙漉きを出張スタイルで伝えている「紙しごと双清」中川幸子さんの指導のもと、原料の楮こうぞの刈り取り、蒸して皮を剥ぐ、煮て繊維をほぐす、漉いて型取りをする、乾かす、の和紙が出来上がるまでの全工程を1日で体験しました。
    最後には、葉っぱや切り絵でデザインしたり、「ちり」を入れて和の風合いを出したり、型を入れて透かしを入れるなど、皆さんオリジナルのコースターとしおりを完成させました。 作成原理の学びから、民家での生活を彩る「和紙」の美しさと可能性を感じた1日でした。(正会員T.S.)

  • 福岡 /〈九州民家大学〉⑨熱力学 ⑩空気と湿気

    2020年1月18日(土)、19日(日)
    福岡県久留米市
    参加:⑨38名、⑩36名
    九州・沖縄地区運営委員会

    一番印象的だった宿谷先生の言葉は「冷房は麻薬だ」です。確かに、夏に外で仕事をしていると、暑さに体が慣れてくることが実感できますが、冷房の効いた室内にこもって仕事をしていると、冷房が無くては過ごせなくなってしまいます。人の肌感覚を無視した室内環境に慣れてしまうと、感覚が鈍感になってしまう実験データが示されていました。私は人が暮らすための住宅を作る仕事をしていますが、この民家大学を受講することで、科学的な裏付けを持って、肌感覚を健全に保てるような住環境を作れるようになりたいと思いました。(正会員T.I.)

  • 東京 /ミニ門松づくり

    2019年12月28日(土)
    東京都世田谷区 参加:7名
    広報委員会

    今年は良いスタートが切れました。なぜなら、お手製ミニ門松で年神様をお迎えできたから。ミニといえど高さ30cmほどの立派なものです。
    場所は、長野から東京に移築した築144 年の趣きある蔵。手ほどきを受けながら、各々で切った松を縄で竹に縛っていきます。最後の水引は、伝統的な結びやオリジナルなど仕上がりに個性がでるところ。ご夫婦やお子様連れと参加者もいろいろです。

  • 東京/ 癒しの館・徳の蔵で 蓄音機の調べを体感!

    2019年12月15日(日)
    東京都世田谷区
    参加:20名
    国際交流部会

    渋谷からほど近い世田谷三宿の住宅街に移築再生された「徳の蔵」。2階がオーナーの住居、1階がイベントやギャラリースペースに使用されています。明治2年建造の歴史ある蔵で、1906年から1960年にリリースされた国内外のレコードを聴きました。
    クリスマスソングに耳を傾けながらワインや甘酒をいただき、蓄音機演奏家のオヤビン佐藤氏から蓄音機の仕組みや音楽的な時代背景を学んだり、「徳の蔵」のオーナーから移築再生のお話を聞いたりと楽しいひと時でした。(友の会会員A.S.)