

イベントやセミナーに参加したJMRA会員の投稿コーナーです。
2019年7月21日(日)
兵庫県神崎郡福崎町 参加:13名
近畿地区運営委員会
旧小國家住宅は江戸時代初期の築400年を超える兵庫県福崎の民家です。当時から残る主屋、長屋門、土塀と昭和中期の診療所が登録有形文化財に指定され、住居、カフェ、アロマサロンとして活用されています。
家主様より、テナント入居までのご尽力、建物劣化のご苦労を伺い、古民家の活用と維持の現場を知るとても貴重な機会となりました。
長屋門内を改修したカフェでのランチ会では、古民家活用の現場を感じながらの楽しい交流の場になりました。(友の会会員H.T.)
2019年7月13日(土)~15日(月)
長野県飯田市大平宿 参加:42名
民家の学校
今年の大平宿は雨に煙っていた。入村式を終え、受講生が4軒に分かれ暮らしが始まった。ここは電気もガスも無く携帯も繋がらない。家族が役割分担し協力し合わなければ生活が成り立たない。火を起こして囲炉裏に火を入れ自分たちで煮炊きができる。このような体験は大平宿ならではのこと。各家で行燈を作り、灯りの有難さを実感しました。2日目は雨の大平宿を散策・午後は大平をのこす会の皆様の苦労話や課題等を伺いました。雨の日は雨の日なりの大平宿の過ごし方があり、大家族の良さを再認識した2泊3日となりました。 (友の会会員M.S.)
2019年6月29日(土)
東京都東久留米市 参加:32名
民家の学校オープンスクール
雨!湿度90%!という悪条件の中、始まった火おこし講座。岩城先生の古代発火法を学べるとあって皆わくわくでしたが、28秒記録の世界チャンピオンでも苦戦。素人の私は手が痛んでも煙すら上がりません。穴には、火種を落とす意味があること、回転始めはゆっくり、しっくりきたところで高速に…。先生方は、つまずくごとに解決策をくださいました。最後に空木という部材を乾燥したものに変えると、あっという間に火が!
道具を見極めること、コツを踏まえることの大切さを体感した1日でした。(友の会会員M.N.)
2019年6月2日(日)
埼玉県秩父市 参加:25名
民家の学校
一層鮮やかさを増す山々の緑。爽やかな風が吹き渡る、6月初め。
かつて宿場町として栄えた栃本地区にある元民宿「甲こ武ぶ信し」から、賑やかな声が谺こだました。今年3月末に両面神社の鳥居建て替えも完了し、ますます盛り上がる栃本活性化の中心にいる人々との交流。数時間前に自ら摘んだ“採れたて新鮮”なお茶を味わいつつ、終始話に華が咲いていた。そして自然の恵みと歴史に溢れた地域の散策。
短い時間の中、各々の心にどのようなかたちで栃本の魅力が刻まれただろうか。(友の会会員H.K.)
2019年5月11日(土)
徳島県海部郡牟岐町 参加:5名
四国地区運営委員会
四国地区の離島イベント、今年は新しく重伝建になった徳島の出羽島に行ってきました。晴天の牟岐港に集合して小さな連絡船で15分。3時間ほどの島歩きを楽しみました。江戸後期から昭和前期までカツオ漁でにぎわった島には、ぶっちょう造り(上下に開閉する板戸。上部は雨戸、下部は縁台)の民家が数多く残っており、今なお漁村としての営みが続いています。観光地化とはほど遠い静かな集落に惹かれて、近年は島外からの移住者も増えているとのことで、少しずつ変わっていくであろう島の暮らしを楽しみに再訪を期した1日でした。(正会員D.K.)