JMRA登録事業者が設計・施工した民家再生事例を紹介します。
都心で代々住み継いできた4人家族の家。今回、明るく暖かさを感じさせる開放的な住まいへと再生。大きな開口部で太陽の光を取り入れ、部屋の奥まで光が届くよう壁と天井の一部を左官壁とし、光を拡散させるなどの工夫が生きている。既存の日本家屋など外構部分との調和も重視した。
建築主と設計者が、ともに楽しみながら再生した家。外観は昔ながらの民家をそのままに建具などもほとんど再利用しているが、耐震性や断熱にも気を使っている。一方内部は本格的なイングリッシュパブや床に収納できる「パタパタ囲炉裏」などがあり、遊び心のあるものとなった。
築100年の長野県の民家を移築再生した。耐震性や水廻りの利便性などに配慮しながらも、出来るだけ現状を活かし、建主が子供の頃に住み慣れていた昭和20年代頃の雰囲気を再現した住まいとなった。
築120年の養蚕農家を、1階を書庫、2階を居住スペースとして利用する書庫併用住宅として現地再生した。養蚕農家の特徴である屋根の換気窓を活かし、自然光、風通しを考慮した建物となった。