民家再生事例 民家再生事例

民家再生事例(現地再生)

JMRA登録事業者が設計・施工した民家再生事例を紹介します。

  • 酒井田柿右衛門窯 主屋

    次の世代へ引き継ぎたい、という建築主の思いから再生された、色絵磁器の名門酒井田柿右衛門窯主屋。茅の葺き替え、床下、外壁、内壁などの全面改修に伴い、中玄関左側の部屋を創建時の間取りとすることに。40年前の土砂災害による床下堆積物の除去、腐食した足固めの取り替え、数十本もの柱の根継ぎを経て、250年前の姿を取り戻した。

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  • 高田 I邸

    規模の大きな上層農家。小屋組みは叉首組と和小屋組を合わせた造りで、屋根は下屋まで連続して葺き下ろし、先端を出桁で支える構造。再生にあたっては、ホールと北廊下を吹き抜けとし、ハイサイドライトで明るい大空間に。2階ロフトは古民家ならではの小屋組みをそのまま現した。また、玄関部分の屋根を雨漏りしにくい形状に変更、大きな茅葺き屋根は2段式の瓦屋根に変更した。

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  • 福知山市 S邸

    築100年以上で数回の増改築が行われた建物。養蚕農家であった名残で階高は低く圧迫感があったため、LDKを開放的な吹き抜けに変更。高さを取るために一部を勾配天井にしている。改築により小さく区切られていた部屋は、吹抜けのLDK を中心とし、動線を確保した動きやすい構成にした。

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  • 京丹後市 F邸

    太い梁、大きな柱の家。まずは建物の傾きを修正。一部添え基礎とし、主柱の根本を補強、床下は全面防湿コンクリート打設、壁は真壁を塗り直している。LDは既存の高天井を残し天井近くの小窓を補修、玄関も高天井にし高窓を設けて、暗さを解消。従来からあった高天井の格子状の木組みは、再生後もこの家の見どころとなった。

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  • 福知山市 O邸

    土間、田の字型の部屋、縁側、中2階のある大きな建物を若い夫婦が購入。住まれなくなり年数が経っていたため、水回りの傷みと屋根の鉄板の赤錆が目立つ状態だった。再生にあたっては、一部を減築。太い梁や柱の力強さを残し、ゆったりとした空間を取りつつ、プライベートの領域を確保した。高窓を取ることにより、古民家特有の暗さを解消した。

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