イベント報告 イベント報告」

イベント報告

イベントやセミナーに参加したJMRA会員の投稿コーナーです。

  • 福岡・オンライン/<九州民家大学>建築環境学 外論「外論の概論」

    2021年11月13日(土)
    福岡県久留米市+オンライン
    参加:会場12名 オンライン18名
    主催:九州沖縄地区委員会ほか

    ヒトと環境との関わりを、建築環境学という専門分野の外側からもながめてみようと試みです。例えば鳥の卵。多孔質の殻で覆われたそのカタチの内外では、微細な血管による呼吸というカタ(ふるまい)があることで、最終的にヒヨコとして誕生できます。建築外皮も完全に閉じることができないからこそヒトはその空間のなかで存在していける、そんな見方をヒト、建築、地球、宇宙の入れ子構造で考えることが必要ではないかというお話でした。(K.M.)

  • 神奈川/<民家の学校>民家と森

    2021年11月7日(日)
    神奈川県小田原市
    参加:受講生12名

    森と暮らしのつながり、気が森で育まれ、暮らしの元に届けられるまでを辿る。早朝、辻村山林山主・辻村さんの案内で、江戸時代から引き継がれる森を歩く。水源の見学という貴重な機会も。キコリの伐採現場を見学。その迫力を体感!午後は親子による製材のデモ。木材のさまざまなお話。もっと話を聞きたい!という受講生の姿勢に、講師のかたがたも熱心に応えてくださる。充実の講義になりました。(K.A.)

  • 東京/<民家の学校>伝統木造の世界

    2021年10月3日(日)
    東京都八王子市
    参加:受講生16名

    快晴の八王子。急事態宣言明けの10月3日に実施しました。午前、野田棟梁の講義( 1部、伝統構法、2部 山と材、そして材の乾燥、3部 道具)を行い、次に腰掛鎌継の墨付け、刻み、模範実演まで午前で行い、午後は墨付け・刻み実習を行いました。最初久々のリアルで緊張感が漂いましたが 午後の墨付け・刻み実習では、緊張感もほぐれ、墨付けから鋸と鑿を手に持ち刻み、 プレカット材での強度比較確認をすることによって、ユネスコ無形文化遺産 「伝統建築工匠の技」である伝統木構造の仕組みの一端を理解できたと思います。(M.H.)

  • オンライン 〈民家の学校〉民家再生の現場

    2021年9月25日㈯
    オンライン
    参加:受講生12名

    今回のテーマは「民家再生の現場~つながりを感じる場所。つながりが生まれる場所~」。現地で話を聞いて土壁塗りを体験してもらいたかったのですが緊急事態宣言の延長により、講座も延期の末にオンラインへ変更となりました。少しでもでも臨場感ある講座になるよう、土壁改修の現場である埼玉県小川町の築122年の古民家2階から配信。左官職人による土づくりの様子やデモンストレーションのLIVE中継にもチャレンジしました。受講生との質疑も盛り上がり、活気ある講座となりました。(M.A.)

  • 福岡・オンライン 〈九州民家大学〉 日本建築史Ⅲ・Ⅳ

    2021年7月10日㈯(Ⅲ)、11日㈰(Ⅳ)
    福岡県久留米市+オンライン
    参加:Ⅲ 会場25名 オンライン32名/Ⅳ 会場21名 オンライン35名
    主催:九州・沖縄地区委員会、他

    今回は長寿命建築、森林問題、ゴミ問題、職人問題などの話があり、伝統構法は全てにおいて適しているが、需要が増えない話や、防災や自然災害の話があった。
    最近は自然災害があちこちで起き、今後は自然災害と共存していく道を考えていく必要があり、簡単に修理ができる伝統構法が適している。伝統構法が増えれば、職人が増え、災害復旧も早くなり、不要な解体が減り、ゴミ問題やいろいろな問題解決のきっかけになるのではないかと感じた。(M.F.)