

イベントやセミナーに参加したJMRA会員の投稿コーナーです。
2020年1月18日(土)、19日(日)
福岡県久留米市
参加:⑨38名、⑩36名
九州・沖縄地区運営委員会
一番印象的だった宿谷先生の言葉は「冷房は麻薬だ」です。確かに、夏に外で仕事をしていると、暑さに体が慣れてくることが実感できますが、冷房の効いた室内にこもって仕事をしていると、冷房が無くては過ごせなくなってしまいます。人の肌感覚を無視した室内環境に慣れてしまうと、感覚が鈍感になってしまう実験データが示されていました。私は人が暮らすための住宅を作る仕事をしていますが、この民家大学を受講することで、科学的な裏付けを持って、肌感覚を健全に保てるような住環境を作れるようになりたいと思いました。(正会員T.I.)
2019年9月26日(木)
山梨県甲州市
参加:23名
塩山駅の目の前にある、甘草で財をなした「旧高野家住宅・甘草屋敷」の古民家・お庭を拝見。続いて勝沼町の「原茂ワイナリー」では三代目オーナーの丁寧な解説付きで建物・お庭とワインを楽しみました。その後牧丘町に移動し「ラ・メゾン・アンシェンヌ」でフレンチランチを、そして「さとうぶどう」でご自宅を拝見し、農園で巨峰を摘み取り、最後に当協会の元理事 長谷川さんのギャラリー兼別荘へ。牧丘町の3軒はいずれも移築されたもので、それぞれこだわりのあるとても立派な古民家でした。(友の会会員Y.I.)
2019年3月16日(土)
埼玉県比企郡小川町
参加:15名
伊豆井さん(NPO小川町創り文化プロジェクト代表)の案内で巡った武蔵野の小京都と称されるその町並みは、想像以上に徒歩圏内に古民家が点在し、古民家好きには格好のロケーションで感銘受けた。数寄屋造りの二葉楼をはじめ、近年世界遺産となった細川和紙の学習センター見学と盛りだくさんの内容だった。最後は恒例?の日本酒蔵元にて試飲・購買と参加者の顔が赤らんだところで解散となった。4時間半の駆け足散策だったため、次回はゆるりと酒蔵探索を!ではなく町並み散策したいと思いながら、帰宅の途についた。(友の会会員H.K.)
11月3日(土)
民家活用部会
埼玉県越谷市
参加:20名
かつて旧日光街道の宿場町だった越谷には、明治後期に建てられた歴史的建造物が約20棟現存していて、今回それらの建物を中心に訪ね歩く好機に恵まれました。どの建物も商売を営んでいて、古民家は人が住んでいてこそ、という思いを新たにしました。見学の後、古民家複合施設「はかり屋」(旧大野邸)で催されたセミナーでは、この建物のリノベーションに携わった少壮気鋭の建築家畔あぜ上がみ順平氏の苦労談と、まちづくりへの意気込みを傾聴しました。そして施設内の再生した蔵の2階で賞味したキッシュは逸品で、お奨めします。(友の会会員J.T.)
2015年9月5日(土)
埼玉県飯能市
参加:18名
以前「土」、「竹」をテーマに連続講座を企画し、今回は日本建築文化の根幹になる「木」を4回にわたって学んでいきます。
第1回は、「原木を知る」と題し、午前中は吾あが野の 原木市場を訪ね、材木の競りを見学。山積みの原木がどんどん競り落とされる瞬間の緊張感をリアルに体感することができました。
午後は岡部材木店へ移動して、植林地へ。樹齢80年ほどの大木のサワラやスギが立派に育っている。最後に間伐の実演で1本のスギを実際に切り倒してもらい、林業家がいかに大変かを実感しました。(友の会会員K.N.)