イベント報告」 イベント報告

イベント報告(民家の学校)

イベントやセミナーに参加したJMRA会員の投稿コーナーです。

  • オンライン/<民家の学校>移住について考える

    2021年11月27日
    オンライン
    参加:受講生9名

    今回は現場での開催はせず、「移住について考える」と題し栃本集落にお住まいの方々へオンラインインタビューをすることになりました。
    ゲストは地域おこし協力隊に参加したことがきっかけで移住された吉本隆久さんと、民家の学校で集落に出会い、現在栃本で民宿を経営されている出倉正和さん(民家の学校15期生)。参加された方は2拠点生活、地方移住について興味をお持ちの方が多く、皆さん2人の回答を熱心に聞いてくださっていました。2拠点生活の老後生活、福祉などについてもお話しいただき、より具体的にイメージできる貴重な機会になりました。(H.K.)

  • 神奈川/<民家の学校>民家と森

    2021年11月7日(日)
    神奈川県小田原市
    参加:受講生12名

    森と暮らしのつながり、気が森で育まれ、暮らしの元に届けられるまでを辿る。早朝、辻村山林山主・辻村さんの案内で、江戸時代から引き継がれる森を歩く。水源の見学という貴重な機会も。キコリの伐採現場を見学。その迫力を体感!午後は親子による製材のデモ。木材のさまざまなお話。もっと話を聞きたい!という受講生の姿勢に、講師のかたがたも熱心に応えてくださる。充実の講義になりました。(K.A.)

  • 東京/<民家の学校>伝統木造の世界

    2021年10月3日(日)
    東京都八王子市
    参加:受講生16名

    快晴の八王子。急事態宣言明けの10月3日に実施しました。午前、野田棟梁の講義( 1部、伝統構法、2部 山と材、そして材の乾燥、3部 道具)を行い、次に腰掛鎌継の墨付け、刻み、模範実演まで午前で行い、午後は墨付け・刻み実習を行いました。最初久々のリアルで緊張感が漂いましたが 午後の墨付け・刻み実習では、緊張感もほぐれ、墨付けから鋸と鑿を手に持ち刻み、 プレカット材での強度比較確認をすることによって、ユネスコ無形文化遺産 「伝統建築工匠の技」である伝統木構造の仕組みの一端を理解できたと思います。(M.H.)

  • オンライン 〈民家の学校〉民家再生の現場

    2021年9月25日㈯
    オンライン
    参加:受講生12名

    今回のテーマは「民家再生の現場~つながりを感じる場所。つながりが生まれる場所~」。現地で話を聞いて土壁塗りを体験してもらいたかったのですが緊急事態宣言の延長により、講座も延期の末にオンラインへ変更となりました。少しでもでも臨場感ある講座になるよう、土壁改修の現場である埼玉県小川町の築122年の古民家2階から配信。左官職人による土づくりの様子やデモンストレーションのLIVE中継にもチャレンジしました。受講生との質疑も盛り上がり、活気ある講座となりました。(M.A.)

  • 山梨/ 〈民家の学校〉 民家の風土と源流を訪ねて

    2021年7月10日㈯
    場所:山梨県甲州市
    参加:受講生18名

    コロナ禍、年をまたぎ5月の予定も繰り延べて開催。民家の原点をたどり縄文時代にさかのぼる午前の部、石斧を通じて木と対峙することを雨宮棟梁から学び、チェーンソーを通して便利さとは何かを振り返る。午後は重要伝統的建造物群保存地区の上条集落に場を移す。保存に関わった石川重人さん(JMRA登録事業者)、家並み保存会の内田さんによる座学。突き上げ屋根の民家群を散策し、1日を締めくくる体験発表に、受講生個々の思いを見る。コロナ禍の企画は参加する方も開催する方もハードルをいくつも越える。それだけの喜びはある。(Y.F.)