イベント報告」 イベント報告

イベント報告(民家の学校)

イベントやセミナーに参加したJMRA会員の投稿コーナーです。

  • 東京/<民家の学校>民家と木

    2017年6月11日(日)
    東京都八王子市
    参加:24名

     伝統構法の建物を手掛けられている小野田棟梁の作業場で、伝統構法とは何か、大工の仕事や道具とはどういうものかをお話しいただき、その後、各班で継ぎ手を制作しました。夢中になって頭と手を動かし、木と向き合うことで、手仕事で建物をつくるということを、身を以て体験することができました。最後は破壊実験で継ぎ手の強さ比べを行い、プレカット材との違いや、棟梁による追掛け大栓継ぎの強さも実感できました。現代に伝統構法を守る意義、そして私たちに何ができるのかを考えるきっかけとなりました。(友の会会員Y.Y.)

  • 山梨/〈民家の学校〉民家を生かす

    2017年5月13日(土)~14日(日)
    山梨県笛吹市、甲州市
    参加:30名

     民家再生の原点を探る初の合宿講座。初日は笛吹市芦川集落と甲州市上条集落を訪問。住民の方々のお話を伺い、集落を散策し集落間の違いの原因を考えてみました。2日目はまず現地再生の甲州民家を訪問し、住み手から再生の現実を教えていただきました。午後は大工手道具の技を今に伝える雨宮棟梁の講話と実演に加え、私ちも原始的な手道具を体験しました。
     家作りの原点を生活、道具から解き、人間の原点まで世界観を広げ、脳を刺激する大変濃厚な2日間となりました。(友の会会員S.Y.)

  • 東京/〈民家の学校〉 民家の原点

    2017年4月2日(日)
    東京都豊島区 自由学園明日館
    参加:29名

    「民家の学校」18期が始まりました。班ごとの自己紹介から始まり、「それぞれの民家とは?」を共有しました。
    講師は16期修了生で伝統構法建築を実践されている建築士の赤川真理さんでした。民家の「歴史」から「かたち」まで専門的な内容をわかりやすくご説明いただき、今後のよい基礎ができました。
    校長の真摯なお話や仲間と民家について共有することで視野が広がり、みんなで学ぶ面白さを改めて感じた1日でした。(友の会会員E.S.)

  • 東京/〈民家の学校〉修了式

    2016年12月4日(日)
    東京都豊島区 自由学園明日館
    参加:38名

    1年の早さに驚きながら、自由学園明日館で迎えた最終講座と修了式。
    最終講座では、15期の野崎林太郎さん、13期の曽我部広和さん、うららさんご夫妻、徳島神山塾に携わっている穴井裕介さんをお迎えし、セッション形式で三人三様の民家との関わりをお話しいただきました。
    そのあとは、みんなの「やりたいこと」ワークショップ。みんなの想いの点を線にしようという試みです。
    最後までスタッフと受講生が和気あいあいとした楽しい講座で、17期の学校は幕を閉じました。(友の会会員A.F.)

  • 埼玉 /〈民家の学校〉 民家と地域

    2016年11月6日(日)
    埼玉県秩父市大滝
    参加:35名

     訪れたのは秩父地方最奥の山里にある栃本地区。地元の方々から一人ひとりに手作りのお手玉の贈り物。色とりどりの絵柄に懐かしさと温かみを感じました。急斜面を登りついた栃本会館では農業・狩猟・炭焼きなど山里の暮らしや歴史のお話、地域おこし協力隊を経て昨年空き古民家に移住された方の体験談、急斜面を開墾しブドウ栽培をはじめたグループの活動報告、などを通じて地域への思いをうかがいました。昼食の熊汁とつきたての栃餅がおいしく、山の恵みとおもてなしの心に感謝。秋晴れの空のもと往還道をたどり山々の紅葉を愛で、移住後の古民家やブドウ畑も見学させていただくなど、充実した1日となりました。(友の会会員I.M.)