イベント報告」 イベント報告

イベント報告(静岡)

イベントやセミナーに参加したJMRA会員の投稿コーナーです。

  • 静岡/左官名人「伊豆の長八」とナマコ壁ツアー

    2022年8月20日(土)
    静岡県加茂郡・下田市
    参加:29名 企画:技術部会

    コロナ禍での2度の延期を経てナマコ壁ツアーが実施された。長八作品をはじめ、左官職人の手で飾られた松崎の町と近隣の集落、四百年にわたり地域の振興に尽力してきた依田家ゆかりの建物や町民有志により建設された美しい小学校。しかしいま職人不足により既存のナマコ壁の維持すら危ぶまれている。アジアの民家を俯瞰する安藤 邦廣先生と左官に造詣の深い木村謙一氏の対談では、ナマコ壁の役割は下壁の保護なのだからコンクリートの上に施すのもありなのだとする安藤先生のことばに、なるほどと思った。 (K.N.)

  • 静岡/ 〈民家の学校〉 民家を育む

    2018年11月3日(土)~4日(日)
    静岡県浜松市天竜区
    参加:23名

    西鹿島駅からバスに揺られること1時間、天竜美林の山々が近付くと、曇天から陽光が差し込んできました。2日間の講座のスタートです。1日目は、水窪町の山林にて伐採体験。安全指導のもと、実際に木を伐り倒します。達成感に加え山仕事の大変さを実感できました。2日目は、当地代々の山主の方から、山林・林業の今昔について貴重なお話伺った後、天竜杉の製材所を見学し、月齢伐採・天然乾燥の考え方や製材技術を学びました。豊かな森林に囲まれた天竜の地で、存分に森や木の魅力に触れることができました。(友の会会員M.M.)

  • 静岡/〈民家の学校〉 民家と森

    2017年11月11日(土)~12日(日)
    静岡県浜松市天竜区
    参加:33名

    前日から降っていた雨も朝暘がのぼり始トめると次第にやみ、2日間の講座がスターしました。
    1日目は、春野町の山林にて、春野森林組合の指導で伐採を体験。森の育成・林業の仕事についてレクチャーを受け、実際に木を伐倒しました。
    2日目は、東京から天竜に移住をする予定の民家の学校スタッフの経緯・経過を聞き、午後は水窪の製材所を見学し製材技術や月齢伐採の話をうかがいました。
    天竜美林で過ごしたこの講座を通じ、改めて森の重要性、国産材の良さを学ぶことができました。(正会員Y.M.)

  • 静岡 /〈民家の学校〉 民家と森

    2016年9月18日(日)~19日(月・祝)
    静岡県浜松市天竜区
    参加:36名

     民家を構成する木材がどうやって生まれるのか。今回は、林業について学ぶ17期生最後の合宿講座です。初日はあいにくの雨模様で、伐採体験は中止となりましたが、水窪祭りの見学に始まり、月齢伐採や葉枯らし天然乾燥の最高品質木材を供給する榊原さんにお話をうかがうことができました。2日目は、天竜区の山主である守屋さんを訪ね、山と共に生きることについて学び、天然乾燥材の製材所であるTSドライで、丸太から柱や板材になるまでの工程を見学させていただきました。受講生は林業の現状や未来への可能性に触れることができたのではないでしょうか。(Y.H.)