イベントやセミナーに参加したJMRA会員の投稿コーナーです。
2017年5月13日(土)~14日(日)
山梨県北杜市 参加:13名
民家まちづくり部会
ゲストハウス「町屋亭」のオーナーである稲岡さんご夫妻は、横浜から7年前に大泉町に移住されて本格的に農業に従事。2年前に谷戸の町屋という集落の築100年の古民家に出会い、農家民宿兼ギャラリーを着案、自らも建物の改修を行い、昨年度より開業されました。この再生工事を請け負った虹梁建設の高桐定雄さん(JMRA 登録事業者)から、八ヶ岳南麓地域の歴史や伝統的民家の特徴、また現地再生工事の経過の様子などを詳しく説明していただきました。ゲストハウスの提案をされたのは仲介役のふるさと情報館の佐藤彰啓さん(JMRA 正会員)で、宿泊施設としてのノウハウを伝授されたそうです。(K.I)
2017年5月7日(日)
千葉県鴨川市 参加:10名
民家お助け隊
鴨川の里山にて、築150年超の民家を訪ねた後、広大な敷地に住居や農場の点在する、パーマカルチャーコミュニティーを見学し、お助け隊メンバーのセルフビルドの小屋に立ち寄るという盛りだくさんな行程でした。
1軒目では井戸水を汲み上げて自然浄化を行う方法を試作中。万一ライフラインが途切れた時も水は使えるので、大都市の便利な生活よりも、震災などに強いのではないかと感じました。3軒目では小屋の周囲の菜園で収穫した小麦粉で焼いた、完全自家製パンをいただき、楽しいひと時を過ごしました。(S.I.)
2017年4月22日(土)
群馬県安中市 参加:9名
民家再生推進委員会
八重桜が咲く中、安中市内の物件見学と民泊新法の説明相談会が開催されました。説明相談会は、民家を現地再生して民泊を運営しているサイモン・ブラウニング邸で行われました。民泊の需要や可能性についての講義や、ブラウニングさんから民泊の経験談があり、充実した内容でした。
安中市は蚕農家が多く、峠の宿場町でもあっことから、昔は経済循環の豊かな町で、現在残る多くの建物のはその頃から時間が止まっているかのようにも見受けられます。住宅宿泊事業法(民泊新法)はこのような町に眠る民家を再活用するに適した方法に思えます。(正会員K.A.)
2017年4月15日(土)
東京都杉並区 参加:25名
民家活用部会
西荻窪駅から会場までの道のりは、杉並たてもの応援団の田村公一さんの解説で、歴史的建造物を眺めながら散策を楽しみました。会場となった昭和8年築「一欅庵(いっきょあん)」は、数寄屋建築の要素を多く採用しつつ玄関脇にマントルピースを備えた応接間が付属する、和風主体の和洋折衷住宅です。「クラウドファンディング入門講座」講師の北山憲太郎さんには、語源から、しくみ、各プレイヤーの違い、実践方法まで詳しく教えていただきました。今後のJMRAプロジェクトにも活かせる有意義な講座でした。(正会員S.S.)
2017年4月2日(日)
東京都豊島区 自由学園明日館
参加:29名
「民家の学校」18期が始まりました。班ごとの自己紹介から始まり、「それぞれの民家とは?」を共有しました。
講師は16期修了生で伝統構法建築を実践されている建築士の赤川真理さんでした。民家の「歴史」から「かたち」まで専門的な内容をわかりやすくご説明いただき、今後のよい基礎ができました。
校長の真摯なお話や仲間と民家について共有することで視野が広がり、みんなで学ぶ面白さを改めて感じた1日でした。(友の会会員E.S.)