イベント報告」 イベント報告

イベント報告(山梨)

イベントやセミナーに参加したJMRA会員の投稿コーナーです。

  • 山梨/<民家の学校②>民家の風土と源流を訪ねて

    情報誌『民家』130号

    2024年5月25日㈯、26日㈰
    山梨県笛吹市、甲州市
    参加:38名

     風土や暮らしに即して建て替えられた様々な民家を訪ねました。大切に守られ住み継がれてきた家、新しい持ち主がカフェとして再生しようとしている家、地域再生の拠点となった家・・・・、一方で、過疎や高齢化、重伝建であるが故の制約など、立ちはだかる壁も目の当たりにしました。最後は民家の学校の大先輩ハルダム・ハンスさんの移築再生のお宅を訪問。「建てて終わりではない。建ててから始まる」という家との関わり方に多くの希望をもらいました。家に寄り添い、共に育み合って生きる人々と出会った2日間でした。(Y.F.、T.S.、Y.Y.、Y.K.)

    情報誌『民家』130号
  • 山梨/<民家再生ワークショップⅢ期①>味噌小屋の竹小舞壁塗り

    情報誌『民家』130号

    2024年5月25日㈯、26日㈰
    山梨県山梨市 参加:17名
    民家お助け隊

     新しいメンバーを迎え、3期目のワークショップが始まりました!まずは今までの振り返りから。1期の調査で出てきた養蚕道具から、この家で紡がれていた暮らしに思いを馳せます。土壁用の竹割りは竹割り器を使ってやってみました。青竹で割れやすいけど、上手くいくとスッと入って気持ちいい!  山梨名物ほうとうでお昼休憩しながら、納屋のサウナ化計画の話が弾みます。笑い声が響く賑やかなスタートとなりました。 (S.T.)

    情報誌『民家』130号
  • 山梨/〈 民家再生ワークショップⅡ期⑤〉味噌小屋を移築する

    情報誌『民家』128号

    2023年9月23日㈯、24日㈰
    山梨県山梨市 参加:23名
    民家お助け隊、民家まちづくり部会

     今回の作業は北側にある四畳半ほどの味噌小屋の解体と移築です。すべての材に番付を行い解体し、改めてその場所を見ると、石垣の祠と沢が望める素晴らしいと空間でした。その後の移築作業は機械類を使わず、昔ながらの方法で水平をとり、小屋の位置決めに取り掛かりました。その間何度かハプニングがありましたが、その都度調整し、話し合いながら進められるのもこのワークショップならでは。お昼休憩では窯焼きピザを楽しみ、その後水糸を張ったところで終了となりました。(R.O)

    情報誌『民家』128号
  • 山梨/〈民家再生ワークショップ Ⅱ期⑥〉 味噌小屋を上棟する

    情報誌『民家』128号

    2023年10月21日〔土)、22日(日)
    山梨県山梨市 参加:24名
    民家お助け隊、民家まちづくり部会

     前回の味噌小屋の解体から続き、今回は基礎づくりから上棟、餅まきまでを2日で行う濃い内容のワークショップでした。現場は高低差が最大で1メートル近い勾配があり、当初低地側では土台まで束を立てる予定でしたが、石の積み上げだけで土台の支えを作りました。土台を載せると不思議と不安定な石もしっかり決まり、従来の工法の知恵の素晴らしさを感じました。土台が決まるまでは時間が必要でしたが、その後は一気に進み、餅まきまで完結。石と木材があれば多少の勾配があっても土台を作れる勇気をもらいました。(S.N)

    情報誌『民家』128号
  • 山梨 /〈民家再生ワークショップ Ⅱ期〉 外囲炉裏を作る(2)

    情報誌『民家』127号

    2023年8月19日㈯、20日㈰
    山梨県山梨市 参加:18名
    民家お助け隊、民家まちづくり部会

     7月に床・壁を撤去した増築部の屋根の下に、囲炉裏を作りました。ツルハシで大きな石を取り除き、地面を長方形に掘り、木槌でならしました。シンボルとなる石や、四隅のコーナーストーンを設置。底面には砂を敷き、その上に御影石を並べました。古材の柱を再利用して囲炉裏の台を作り、グラスビールを置いても大丈夫なようにと、掛け声をかけながら、何度もレベルを調整しました。
     ここで飲むビールは、さぞ美味しいことでしょう。 (M.I.)

    情報誌『民家』127号