民家再生事例 民家再生事例

民家再生事例(四国)

JMRA登録事業者が設計・施工した民家再生事例を紹介します。

  • 豊中町の家

    建て替えの話を進めていた際に東日本大震災が発生。その影響は大きく、大切な家を壊してはいけないという思いから耐震改修をして残していく方向に変更。床と屋根の張り替え、基礎を直し、欄間や柱、建具はそのままとした。リビングは、いくつかの部屋をまとめ広々とした空間に。庭を望む洗面台は建築主が店舗で見たものを参考に取り入れた。

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  • 宇多津町の家

    地域の人や家族とともに建て維持してきた家を、屋根の葺き替えに伴い、耐震も含め見直し。再生にあたっては、縁側の先にあったお手洗いを利用しやすい場所へ移動、台所を新築するなど水回りを使いやすく。細工が美しい欄間をそのまま生かすため、アクリル板を取り付けて冷暖房の効率を上げる工夫をした。また、南北に開口部を設けたことにより、夏の北風を効率よく通す工夫も。

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  • 藤井登志夫邸

    江戸末期に建てられた民家。建築当初からの本瓦は、所々に割れやズレが生じていたため、より軽い引掛け桟瓦に変更。代々大切に修復をしながら使用してきたため、柱梁は玄関先の桁を1か所取り換えたのみ。鴨居が下がり開閉困難になっていた襖建具や、隙間風による寒さ、水回りの改善などを行うにとどめた。

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  • 図子博則邸

    軒下の腐食部分は古材に差し替え、玄関上の丸太はあらわしとし開放的な空間に。柱は新しいものに替え大壁にし、断熱材を入れることで暖かい部屋として再生。雨の日は傘をさして行っていた別棟の水回りは主屋にまとめた。先祖代々の家を守りたいという強い想いによって、昔の趣きを大切にしつつ、快適な生活ができる住まいとなった。

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  • M邸

    北前船の廻船問屋を営んでいた一族の記憶を引き継ぐ家。床下の換気を悪くしていた新建材の増築部分を減築することで、創建時の素直な姿に。全体の風通しを良くし、光が届くようになった。また、耐震補強計算に基づき外壁を補強。屋根は、ひずんでいたむくりを正しく復元した。

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