民家再生事例 民家再生事例

民家再生事例

豊中町の家 ,

建て替えの話を進めていた際に東日本大震災が発生。その影響は大きく、大切な家を壊してはいけないという思いから耐震改修をして残していく方向に変更。床と屋根の張り替え、基礎を直し、欄間や柱、建具はそのままとした。リビングは、いくつかの部屋をまとめ広々とした空間に。庭を望む洗面台は建築主が店舗で見たものを参考に取り入れた。

最近は間取りを変更することにより現代の生活に合わせる工事が多いのですが、この改修は、なるべく昔のままの姿を残す改修であり、現代にあっては珍しい「民家再生」になるかもしれません。そのため風格ある座敷と外観等が残り、個人のみならず地域の財産にもなっているでしょう。(審査コメント)

再生後 内観1
再生後 内観2
奨励賞No.190293
完成年2013年4月
所在地香川県三豊市
設計菅組
施工菅組
構造規模木造 2階建
1階面積236m2
2階面積55m2
延床面積291m2
主な外部仕上げ
主な内部仕上げ