JMRA登録事業者が設計・施工した民家再生事例を紹介します。
再生にあたり、LDKと玄関を緩やかに仕切り一体空間とし風通しを良くしたり、2階に開口部を設けた大きな吹抜けを設け採光の改善を図った。また、新たな取組としてダイナミックな梁組構造に数寄屋で用いられる北山杉の面皮柱や磨き丸太を取り合わせた。

広大な敷地に季節の果樹のあるオリジナリティ溢れる土地に建つ民家。大屋根の存在感を生かすため茜色に塗装。往時の華やかな雰囲気の再現に努めた。湿気の滞留していた空間は、建築当時の母屋と離れを切り離すスタイルに戻すことで、風通り、日当たりを改善させた。

雪深い北近畿に特有の骨太の構造材の家。その力強さを大切に再生した。吹き抜けの土間空間は、多目的スペースとして残し、「おくどさん」なども保存。囲炉裏のあったところは、掘りごたつに。外観は、漆喰の白と木部の黒のコントラストが美しい。

この地で代々庄屋をつとめた由緒ある家で、1800年代前半の建築。草葺き屋根の形態が残るのも希有な地域である。「マヤ」「煙返し梁」などの河内民家の特徴が残されており、再生にあたっても、主要構造部は根継ぎを施すなどして、座敷まわりは建築当初の形に復原する方針とした。

小学校教諭の建築主が、自然豊かな土地で子育てをするために再生した家。母屋については居室の確保が課題となったが、使われていなかった離れに、寝室・子供部屋・書斎などを集めることで、「家族が集う場」を確保することができた。
