民家再生事例 民家再生事例

民家再生事例

御領の家 ,

この地で代々庄屋をつとめた由緒ある家で、1800年代前半の建築。草葺き屋根の形態が残るのも希有な地域である。「マヤ」「煙返し梁」などの河内民家の特徴が残されており、再生にあたっても、主要構造部は根継ぎを施すなどして、座敷まわりは建築当初の形に復原する方針とした。

構造の良さがよく生かされた再生になっています。登録有形文化財への登録を目指しているようですので、素晴らしい建物が後世へ残されるように願います。(審査コメント)

再生後 内観1
再生後 内観2
奨励賞No.140213
完成年2013年5月
所在地大阪府大東市
設計1級建築士事務所 株式会社匠工房
施工株式会社 建部
構造規模木造 平屋
敷地面積784.20m2
建築面積261.35m2
1階面積206.50m2
2階面積
延床面積206.5m2
主な外部仕上げ屋根:ガルバリウム鋼板、日本瓦葺
外壁:荒壁土塗り
建具:アルミ製建具、木製建具
主な内部仕上げ天井:竿縁天井(杉板)
壁:調合漆喰コテ押え、プラスター塗仕上げ
床:ケイソウたたき上げ(土間)など
建具:木製建具