民家再生事例 民家再生事例

民家再生事例(現地再生)

JMRA登録事業者が設計・施工した民家再生事例を紹介します。

  • 綾部市鍛治屋町 T邸

    第2の人生を里山に近い静かな場所で、薪ストーブで暖を取る暮らしをしたいという建築主の希望を叶えた家。まず西側和室の沈みと柱の傾きを修正。土間上部の梁を活かすために天井を上げ、居間、ダイニング、キッチンとつながるワンルームとしたことで、広々とした空間が生まれた。また裏庭につながる土間スペースを作り、屋内壁をガラスブロックにすることで採光を確保している。

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  • 古きものを愛しむ住まい

    もともと古いものが好きな建築主が、父親が借家として残し、ここ数年空き家になっていた家を改修。合板やビニールクロスは使用せず、可能な限り既存の状態のまま再生。トタン貼りだった外壁を土壁下地の漆喰塗りと板壁に、窓枠は建築当初と同様の木製に戻した。内装は自然素材で仕上げ、天井の低さ、古色の色合い、古道具などノスタルジックな風合いをそのまま残している。

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  • 舞鶴市三日市 O邸

    茅葺き屋根はトタンで覆われ、数回の内部改修・増築がなされた築90年の民家を再生。小さく区切られた間取りを広くゆったりとした間取りに変更し、天井は梁を化粧として見せる位置まで上げ大きな空間とした。また、北面の立ち上がりを高くし、床にエアスリットを入れることで積雪の多いこの地域特有の湿気対策とするなど、多くの住みやすくなる工夫を取り入れた。

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  • 勝山さんの古民家カフェ

    明治、大正、昭和と生活に合わせて増改築をくり返し大切にされてきた家。近年、この家の風情が評判になっていたこともあり、より過ごしやすい家として再生。寒さや暗さを解消し生活導線を確保、バリアフリー化をしつつ、コミュニケーションの場となっている縁側や美しい障子など、従来の良さをそのまま残した。雰囲気を損なわないよう、建具は樹脂内窓と既存建具を併用し断熱を確保している。

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  • 幸姫酒造

    沿道の景観をつくっていた大きな酒蔵だったが、道路拡幅工事に伴い約1間の土地を提供。当初は鉄骨造で作り変える検討をしていたが、代々受け継いだ建物を残すため再生工事を行った。道路から1間を切り取り、屋根を替え、外壁は既存と同じく土壁造りで仕上げた。既存の梁、桁、二階床梁を切断し、仕口の加工は全て手刻みで行うなど、技術を駆使した再生となった。

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