イベントやセミナーに参加したJMRA会員の投稿コーナーです。
2023年9月10日㈯
東京都八王子市
参加:18名
台風一過の晴天の中、八王子の㈱建組にて八王子講座を開催しました。実際に伝統構法で家造りをしている小野田棟梁の講話と実演、さらに受講生自ら木を刻み、継手を造って組む体験型の講座です。伝統構法と在来構法の歴史や違い、道具、山と材の現状について学び、接手制作ではプロの技術の高さを肌で感じ、長い歴史とともに引く継がれてきた技術の大切さ、奥深さに触れることができました。古民家の構造や仕組みについてさらに理解を深める機会になりまた。(S.I)
2023年4月22日㈯
神奈川県川崎市
参加:56名
山梨県での解体工事現場見学会から始まり足掛け7年。土壁用土作り、その土を使用した土壁塗りワークショップと続き、最終的な竣工見学会となりました。当日は募集人数より多くの参加者が集まり、現地調査から竣工までの過程を記録した動画上映、柴原邸に採用されたソーラーシステム、庭園などの土壌改良工事の説明を興味深く聞きました。最後に、柴原邸の設計をされた大沢氏の解説を受けながらの自由見学となり、充実した見学会となりました。 (Y.Y)
2023年5月20日㈯
長野県大町市 参加:8名
信州民家の会
山翠舎の古材倉庫(5,000本以上の古木を保管)を会場として古木活用紹介、大町市における古民家(空き家)対策会議が行われました。会議(zoom)では、信州大学勝亦先生との活発な質疑応答もあり予定時間を大幅に超過しました。その後の市内活用事例視察では、3万人ほどの地方都市に県外からの移住者、新規事業者が増加している要因が金銭的なものであると同時に、人情溢れる地域性、北アルプスのふもとに位置する景観、美味しい湧水と魅力あふれる地域素材にもあることが分かりました。 (K.Y)
2018年9月22日(土)
長野県長野市 参加:31名
信州民家の会
上越新幹線長野駅から車で約1時間、長野市戸隠地方にある宿坊武田旅館で、職人さんたちに屋根の仕組みや茅の種類、縄の結び方などを教えてもらいながら、和気あいあいと楽しく茅葺き体験をしました。
約50年振りの葺き替えということでしたが、深部は状態が良く、使える素材は極力再利用するとのこと。再利用されない部分も、田畑に蒔いて肥やしにするとのことで、廃棄するところがなく、人の生活のなかで循環し続ける在り方に感銘を受けました。(友の会会員Y.Y.)