イベントやセミナーに参加したJMRA会員の投稿コーナーです。
2024年9月21日㈯
長野県長野市 参加:17名(スタッフ含む)
信州民家の会
小川村や長野市の近隣から20名ほどが集まりました。移住して数年経過した方、移住準備中、地域協力隊員など若い方が中心でした。午前は土蔵を住居として改修した実例を見学。開口部の土壁の開け方、階段の始末などお役立ち情報が多かったようです。皆で作った昼食には地域の伝統食の「おぶっこ」や栗ご飯が好評で、おかわりの行列も。古民家の改修や地域での暮 らしなどさまざまな話題で情報交換できました。今後も各家を会場に改修の助け合いなど、多様なイベントの実施を確認し終了しました。 (H.O.)
2024年7月13日㈯〜15日㈪
長野県飯田市 大平宿
参加:35名(スタッフ・OBを含む)
半世紀以上前に集団離村したかつての宿場町・大平宿で、囲炉裏のある暮らしの体験をしてきました。初めは薄暗く感た家が、床を磨き囲炉裏に火が入ると、家に血が通い、帰るべき温かな「家」になるーー何度訪れても面白い「民家の本質」ともいえる感覚を味わいました。今回は、大平を管理する広瀬さん所蔵の写真や書籍を展示した「大平ライブラリー」、当時使われた古民具整理のお手伝い、また大平で幼少期を過ごした大蔵祥子さんの講話も実現し、歴史・暮らし・生業など多方面からかつての大平宿が浮かび上がる3日間となりました。 (Y.T.)
2023年11月23日㈭
長野県長野市 参加:10名
信州民家の会
2019年10月の台風19号で千曲川堤防が決壊し大きな被害を受けた長野長沼に集合し、堤防の復旧状況を確認すると、対岸は遠くに見え、川の水位を想像すると恐怖を感じました。
被災した建物の多くは解体され、空き地が広がる中を米沢邸に向かいました。米沢邸は復興を支援してきたボランティア団体の手で修復が進んでいました。近くの被災した民で、土間に設置された蓄熱式の薪による暖房装置を体感しました。寒冷地の大きな民家の土間に設置すれば、住み継ぎ活用できると感じました。 (H.M.)
2023年5月20日㈯
長野県大町市 参加:8名
信州民家の会
山翠舎の古材倉庫(5,000本以上の古木を保管)を会場として古木活用紹介、大町市における古民家(空き家)対策会議が行われました。会議(zoom)では、信州大学勝亦先生との活発な質疑応答もあり予定時間を大幅に超過しました。その後の市内活用事例視察では、3万人ほどの地方都市に県外からの移住者、新規事業者が増加している要因が金銭的なものであると同時に、人情溢れる地域性、北アルプスのふもとに位置する景観、美味しい湧水と魅力あふれる地域素材にもあることが分かりました。 (K.Y)
2018年9月22日(土)
長野県長野市 参加:31名
信州民家の会
上越新幹線長野駅から車で約1時間、長野市戸隠地方にある宿坊武田旅館で、職人さんたちに屋根の仕組みや茅の種類、縄の結び方などを教えてもらいながら、和気あいあいと楽しく茅葺き体験をしました。
約50年振りの葺き替えということでしたが、深部は状態が良く、使える素材は極力再利用するとのこと。再利用されない部分も、田畑に蒔いて肥やしにするとのことで、廃棄するところがなく、人の生活のなかで循環し続ける在り方に感銘を受けました。(友の会会員Y.Y.)