イベント報告」 イベント報告

イベント報告(東京)

イベントやセミナーに参加したJMRA会員の投稿コーナーです。

  • 東京/蔵に響く時代の音~蓄音機演奏会~

    情報誌『民家』138号

    2026年3月14日
    東京都世田谷区 参加:17名
    国際交流部会

    今回の会場は世田谷区・三宿の「ギャラリー徳の蔵」のオーナー作のランプが飾られたギャラリースペースにて。このくらは明治2(1870)年に長野県飯山市の酒蔵として建てられ、大正13年に市内に移築、さらに2014年にこの地に移築されました。こんかいの選曲はjazz縛り。意外とスラングだったjazzの語源から、年代による録音の違い。レコードの尺による演奏終わりのタイミングの様子、蓄音機のゼンマイを回させてもらったりと、新たな楽しみ方を知ることができました。重厚な蔵の空間による音の反響が心地よく、贅沢な時間を過ごすことができました。(H.i.)

    情報誌『民家』138号
  • 東京/<民家の学校⑥> 修了式

    情報誌『民家』137号

    2025年12月7日(日)
    東京都豊島区 自由学園明日館
    参加:37名(スタッフを含む)

     今年も、さまざまな出会いと経験を経て、今年も無事に修了式を迎えることができました。4人のOB講師を迎え、設計者の視点から古民家の再生・活用について事例紹介、施主の立場からは古民家の取得・実家等の再生について経験談をお話して頂きました。ワークショップではこれまでの講座をふりかえり、今後の民家とのかかわり方について、各自の思いをめぐらせました。民家についての学びと実践は短期間では完結しないため、講座で得た人脈を活かして継続していただければと思います。
     ことしも民家の学校を支えて下さった皆様に感謝いたします。(R.M)

    情報誌『民家』137号
  • 東京/<民家の学校オープンスクール>谷中・上野桜木まち歩き

    情報誌『民家』137号

    2025年11月23日㈰
    東京都台東区谷中界隈 
      参加:23名 

     たいとう歴史都市研究会(たい歴)の案内で谷中を巡った。戊辰戦争の被害を奇跡的に免れ、寺町の景観を残す地域である。幸田露伴の小説のモデル五重塔もかつてこの地にあった。平櫛田中邸では、岡倉天心や横山大観らの寄付で建設された背景や、採光への拘りから母屋と斜めに繋がるアトリエの話を伺った。
     たい歴は、2001年当初空き家だった市田邸に住みたいという一人の大学院生の思いを契機に藝大卒業生が中心となり発足した会である。日本の美術を守り育てた先人の思いは建物を守り活かそうとするたい歴の人々へ、芸術を通して確実に受け継がれている。 (J.T.)

    情報誌『民家』137号
  • 東京/近現代イギリス商業建築と都市文化を学ぶ

    情報誌『民家』137号

    2025年12月14日(日)
    東京都中央区JMRA事務局
    参加:6名

     百貨店の成立過程には、国ごとに建築思想の差異が表れる。一棟ビルを細 分化する不動産業的な米国に対し、英国は個別の区画を連結して全体を成す 構成が特徴だ。大火後の木造禁止や王族・貴族による土地統制の下、既存のレンガ造の区画を継ぎ足して拡張した英国特有の構造は、当時の有力者や火災保険会社が作成した精緻な地図から裏付けられる。
     橋本吉史氏の豊富な知識と情熱的な語り口に引き込まれるとともに、地図という資料から都市の歴史を紐解く研究分野があることに新鮮な驚きを感じた。(J.T.)

    情報誌『民家』137号
  • 東京/茅葺民家復元工事の現場を訪ねて

    情報誌『民家』136号

    2025年9月6日㈯
    東京都国立市 参加:23名
    民家まちづくり部会

     甲州街道沿いにある旧本田家住宅の復元工事中の見学会。説明は施工を担当した風基建設の三田様。江戸時代から数回増築・改築され現在に至っており、東京都指定有形文化財(建造物)に指定 された。市の復元方針は本田家の歴史を重ねた昭和34年を想定。柱通り芯も一部ずれていたり、傾いた柱もある中、耐震補強も終わり、古材は70%残している。養蚕の火炉も見つかり、復元するとのこと。金属屋根であったが、茅葺で復元。今後造作・内装・外構工事を行い、竣工は来年夏頃。熱意ある説明で質疑も多く、予定時間かなりオーバー。来年後の見学会が楽しみ。 (T.U.)

    情報誌『民家』136号