

イベントやセミナーに参加したJMRA会員の投稿コーナーです。
2024年11月2日㈯〜3日㈪
東京都あきる野市、桧原村
参加:受講生28名(スタッフ・OBを含む)
これまでの講座の集大成となる森林講座は大雨の予報でしたが、見事に吹き飛ばした2日間でした。中嶋材木店ではスタッフも初めて見たという丸太の皮むきを間近で見学し、大きな乾燥釜やレーザーで検品をする機械について、音とスギやヒノキの香りと共に学びました。東京チェンソーズでは、まさに山登りのような道中と講話を通して「未来のある林業」を実感。頂上から見えた新宿はまるで蜃気楼のようでした。宿泊した「山荘 鉢の木」も内装に多摩産材をふんだんに使った建物で、ここもまた一興でした。 (M.T.)
2024年5月19日㈰
東京都江戸川区 参加:22名
民家再生技術部会
会場の一之江名主屋敷は名主であった田沼家の茅葺き屋敷です。敷地2000坪、建物はL字型平面で80坪。囲炉裏には火が入っていました。
会場見学後は、屋根漆喰のお話を講師の白石博一氏、木村謙一氏から伺いました。各地方の屋根漆喰を写真パネルで説明いただきました。
屋根漆喰の役割は丸瓦と平瓦、ぐし(棟)と瓦の隙間を埋める役割である。経験から漆喰20kgに対し海苔2kg調合する。海苔が少ないと数年でぼろぼろになる話が印象に残りました。(H.T.)
2024年4月7日㈰
東京都練馬区 けやきの森の季楽堂
参加:受講生26名
入学式は、民家の学校の導入編にふさわしく、東京都練馬区にある築150年あまりの古民家をリノベーションした「けやきの森の季楽堂」で開催されました。
ここでは民家の基礎知識として歴史や構造を学ぶことはもちろんですが、自己紹介から始まり、民家の模型作りや屋敷林散策などの体験を通して、年齢や性別、生活環境や応募した動機の異なる受講生同士が仲間として打ち解けて、これからの講座がより楽しくなりそうな予感のするものとなりました。(T.H.)
2023年12月3日
東京都豊島区 自由学園 明日館
参加:受講生23名
今期最後の締めくくりとなる修了式講座では、建築家の相子芳也氏による古民家再生の実例紹介から現状の問題点等の解説を含めた総合的な内容の講義とともに、民家の学校の卒業後の活動について、 OB・OGの方々から具体的なお話を伺いました。最後に、今までの講座の振り返りを経て、各自学んだことやこれから行いたいことを1人ずつ発表し、現在の思いを共有しました。今期のテーマである「つなぐ」にちなみ、受講生の今後の活動の羅針盤となるような内容となりました。(N.N.)
2023年11月19日㈰
東京都文京区・北区 参加:11名
民家再生技術部会
2日間にわたる講座の2日目は、都内の旧古河庭園と六義園に実際に足を運び見学会が行われた。両園とも回遊式庭園であり建物は現存しないが、前日に解説された各様式が総合されていて、立ち止まって見るべきビューポイントについて説明を受けながら見学した。両園の所有者の移り変わりや変化についても解説があり、旧古河庭園は精緻につくられていて、六義園は奇石を配したり山を築くなど、よりダイナミックな庭園に感じられた。(R.T.)