JMRA登録事業者が設計・施工した民家再生事例を紹介します。
滋賀県湖北の武家住宅。屋根は葭葺きであったがメンテナンスフリーのガルバリウム鋼板葺きに、また内部は段差をなくしバリアフリーにした。仕上げは建築主の希望に沿い古材を主張しすぎることなく明るい色調で仕上た。不陸修正と沈下を防ぐため柱をジャッキアップし、ベタ基礎にしている。

建築主の子供夫婦と孫たちが暮らしやすいよう、また古い民家の雰囲気を感じられるようリフォーム。改修にあたり、北向きだった玄関を南向きに配置。和室、キッチン等をつなげて、ゆったりとした22畳のLDKとした。平屋部分の天井を取り払い矢切に窓を設けることで明るい空間に。


正面を入母屋造、背面を切妻造とした町家。江戸時代の造り酒屋の様子を今に伝える。1階の一部を展示室、2階をブックカフェとした。改修にあたっては、地域の素材である杉板張りにするなど、雰囲気を壊さない自然素材の空間作りを提案した。主屋と土蔵は国登録有形文化財に指定されている。

再生前は茅葺きのくど造りの家。葺き手の減少による維持管理の心配から瓦屋根には変わったが、骨太の木組みや、長い年月で燻された柱や梁の独自の風合いはそのまま生かした。家を分断していた土間を板張りにし、高齢者にも住みやすく再生された。
