民家再生事例 民家再生事例

民家再生事例(九州・沖縄)

JMRA登録事業者が設計・施工した民家再生事例を紹介します。

  • 酒井田柿右衛門窯 主屋

    次の世代へ引き継ぎたい、という建築主の思いから再生された、色絵磁器の名門酒井田柿右衛門窯主屋。茅の葺き替え、床下、外壁、内壁などの全面改修に伴い、中玄関左側の部屋を創建時の間取りとすることに。40年前の土砂災害による床下堆積物の除去、腐食した足固めの取り替え、数十本もの柱の根継ぎを経て、250年前の姿を取り戻した。

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  • 花壇を眺める 常広の家

    築70年、35年前に増築した家を、現在の生活スタイルに合わせて再生。細かく分かれていた部屋を、LDKや広縁への一体感を出した開放的な間取りに変更した。日中を多く過ごしていたにも関わらず、寒く暗かった台所も、LDKとともに、光がそよぐ眺望の良い場所に変更している。随所に構造と意匠性を兼ねた古材を配置し、落ち着いた雰囲気にまとめている。

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  • 牛津の蔵

    農業用倉庫として利用されていた蔵。薄板の全面板張りで、長い年月を風雨にさらされ下地の竹も傷んでいたが、ほとんどの構造材は状態が良く、再利用できた。下地の竹は新しい竹で掻き直しから行い、壁土は新しい土と混ぜ合わせ、ほとんど再利用した。外壁は腰板漆喰仕上げに変更。開口部を増やしたことで、光と風を取り入れた。

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  • 若木の蔵

    道路の新設工事による建物のセットバックを機に、一度解体し基礎から建て直して、移築・住宅として再生した。梁は古材を再利用し、柱は一部新材に取り替え。壁土も新しい土と混ぜ、ほとんど再利用している。古材は、その独特の風合いを生かすため、あらわしにして開放感を出している。

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  • 八角形の家

    子ども7人のご家族の家。「奇抜で変わった家を」とのご要望から、八角形の家が誕生した。ご主人が工事に参加し、竹木舞掻きや塗装、家具工事、タイル貼りなどを行い、思い入れのある家に。八角形を活かし、1階は個室3室、2階はフリースペースとして、1階のLDと吹き抜けでつながっている。中心から伸びる8本の梁に新材と古材を配置しリズムを付けた。

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