大黒柱は240×260mmのケヤキ、その他の柱はスギを使用。差し鴨居はマツ。7間半の広い間口を持つ堂々とした民家で、丁寧な仕事の面皮長押や土間上部にあらわしになっているマツの2段梁など、見どころが多い。板戸、書院障子、欄間などの建具は当初のまま使用している。