40年間空き家になっていた山梨の養蚕農家をみんなで再生するワークショップを「日本民家再生協会設立25周年記念」に合わせて企画しました。自分たちの手で民家が生まれ変わっていくところを見ることができるのは、貴重な体験になるでしょう。
締め切りました! 【2022年8月】会場に余裕がありますので、5名の参加者を追加募集します。第2回目(8/20-21開催)は、ゲストの建築士がサポートに入りますので、より多くの方にご参加いただきたいと思います。(その後の追加募集は未定です。)
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山梨県甲州地方特有の突き上げ屋根をもつ築約150年の民家。十数年の空き家期間を経て、手付かずの段階から始める民家再生のワークショップです。実際に民家再生に関わり、民家を残すことにつながる講座を6回行います。民家を深く知りたい人、自分で直したい人、そして何より日本の民家を愛する人の参加をお待ちしています。なお、ワークショップの指導は当協会「民家の学校」の初代校長でJMRA民家再生技士の大沢匠氏が行います。(主催:民家お助け隊、民家まちづくり部会)
■ 進行状況や天候による影響、新型コロナウイルスの感染状況等の理由により、内容が変更となる可能性があります。
■ 2022年度の講座は本格的な民家再生(作業)の準備段階となります。数年をかけて完成させるプロジェクトです。
■ この講座は2023年度も継続する予定です。次年度は空きが発生次第お知らせします。
第1回目のワークショップは、まずこの民家を知るところから始まりました。1日目は、民家の周辺環境を知るウォーキングや、スライドで民家を知る授業。(文化財などになっていない民家にも一角の歴史あり!)2日目は、民家に残る民具の調査。不思議な道具がたくさん出てきて…。
いよいよ民家の実測を開始!現在の民家の状態を、平面図と立面図に起こします。とはいえ、わたしたち参加者は素人ばかり。本当に2日間で図面なんて描けるの!? そして、長年空き家になっていたこと民家。なぞのお宝がどんどん見つかり、調査がそっちのけに…!?
前回作成した図面をもとに再生計画を立てます。まずは実際に再生された民家を見たり、同じ形の別の民家を見て、再生計画に役立てます。その後は、班に分かれて計画を作ります。サウナに螺旋階段?みんなの夢が膨らみます…。
ついに、実際に手を使った作業が始まります!増設された床を解体し、在りし日の民家の姿に近づけます。
冬に向けて、壁に空いた穴をふさぎます。夏から仕込んでいた壁土を、竹木舞から作った壁に塗ります。木舞に土をぶつける作業は大人でも夢中になります。
ボコボコになっていた居間の畳をはがして、根太から付け替えました。鑿を使ってサイズを合わせ、根太を綺麗にはめていく作業に受講生がハマりました!
日にち | 日程欄をご覧ください。(※雨天決行) |
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場所 | 山梨県山梨市三富川浦 ※<電車>JR中央線山梨市駅下車 路線バスにて約45分 <車>中央高速 勝沼ICより約40分 (現地駐車場あり ※事前にご連絡ください。) |
集合 | 土曜日:午前11:00/日曜日:午前10:00 現地に集合 |
募集人数 | ※中学生からご参加いただけます。 ※定員が限られているため、建築のプロの方のご参加はご遠慮ください。一般の方に民家再生の楽しさや可能性を実感していただくための講座を目指しています。 |
参加費 | 28,000円、JMRA会員21,000円、中学生15,000円 ※事前振込、各全6回分です。 ※参加費には保険代が含まれます。 ※食事代、宿泊費、交通費は各自ご負担ください。 ※お振込み確認後、地図およびバス時刻表をEメール等にて送付いたします。 |
締切日 | |
お申込先 | 参加者一名ごとに、氏名、住所、携帯電話番号(ない場合は固定電話番号)、メールアドレス(ない場合はファクス番号)、会員の方は会員番号をお知らせください。お申込みは、JMRA事務局(こちらのフォーム)までお願いいたします。 |
お振込先 | お申込みの方にEメール等でお知らせします。事務局からの受付返信を待って、お振込みください。 ※追加募集のみなさまは、恐れ入りますが入金までの日にちがタイトになります。8/17(水)までに返信が無い場合はご連絡ください。 |
当日連絡先 | 090-8594-7246(大沢) |
持ち物・服装 | 服装等:作業用の衣服、雨天用カッパ、軍手(ヘルメットは用意します。)、マスク(ホコリ対策を兼ねる) 持ち物:筆記用具(消しゴム付鉛筆)、A-4ノート、コンベックス(3m以上)、灯具(懐中電燈、ヘッドランプ等)、虫よけスプレー、飲み物 |