民家再生事例 民家再生事例

民家再生事例

仁尾町の家 ,

建築主が帰郷し、実家をアトリエ兼住まいとするための再生。高度成長期の改修である新建材が主に使用され、蟻害や雨漏りのあった、ほぼ未使用の増築離れを解体切除。建築当時のまま古色を帯び、雰囲気のある主屋を生かした。丸太の化粧梁などは積極的に残し、居間や寝室の床には地元産ヒノキの無垢材を使用している。

かなり大幅な解体撤去で、外部のコンクリートブロックや波板貼りも変更し、落ち着いた雰囲気になったのが写真からもよくわかる。玄関からLDKのメイン空間は、テレビコマーシャルに出てきそうな広々とした造りで素敵である。(審査コメント)

再生後 内観
再生前
奨励賞No. 220339
完成年 2021年10月
所在地 香川県三豊市
設計 (株)菅組一級建築事務所
施工 (株)菅組
構造規模 木造 2階建
1階面積 194.05m2
2階面積 27.16m2
延床面積 194.05m2
主な外部仕上げ 屋根:淡路掛桟瓦 一部FRP
壁:焼杉板
建具:アルミサッシュ
主な内部仕上げ 天井:土佐和紙張り、力床天井現し
壁:漆喰塗り、和紙張り
床:香川県産桧フローリング
建具:杉合板フラッシュ