民家再生事例 民家再生事例

民家再生事例

築大正十五年 縁側のある平屋 ,

若い建築主の希望で、外観も内観も伝統的な民家のスタイルとしている。既存の部材を出来る限り生かし、雨漏りの傷みや、土台、柱の傷みを丁寧に改修。土間の煤けた天井もそのまま残した。使用した材は埋木に至るまで全て無垢材か古材としている。また藁床の畳や左官仕上げの壁など自然素材にもこだわっている。手間を掛けることでかつての面影を取り戻した。

ぱっと目を引く派手さはありませんが、日々の細部にしみじみとした趣と落ち着きがある家です。友人たちから「ここは何の部屋?」などと聞かれますが、当時の間取りをそのまま生かしているのでLDKや寝室といった部屋はなく、「何にでもつかえる何でもできる部屋」と返しています。日本伝統の間取りは生活様式の多様化した現代にこそフィットするのではないかと考えています。(要約)(建築主より)

再生後 内観
再生前
奨励賞No. 220336
完成年 2021年3月
所在地 神奈川県横須賀市
設計 (株)亀屋工務店
施工 (株)亀屋工務店
構造規模 木造 平屋
1階面積 76.03m2
2階面積
延床面積 76.03m2
主な外部仕上げ 屋根:ガルバリウム一文字葺き
壁:日本下見
建具:木製
主な内部仕上げ 天井:稲子天井、格縁天井
壁:土壁、並大津、砂壁
床:畳、縁甲板、土間(モルタル)
建具:木製、襖、ガラス戸