民家再生事例 民家再生事例

民家再生事例

民家N邸(丹波型民家) ,

土地区画整理のため立ち退きを余儀なくされていたが、30mほど新たな敷地に主屋、長屋門、土蔵を曳家し再生することに。今回の再生で新しく加えた構造材などは白木のままとし、既存の柱、梁、木製建具との時間のズレをあえて表現している。先祖代々からの住まいを守り再生することで、世代を超えて住み継がれる家となった。

長い期間ご苦労さまでした。しかし、大変やりがいのある仕事だったかと思います。これぞ民家再生の醍醐味といえるのでは。何年か後に外構工事が整備された時のたたずまいを見ることが楽しみですね。(「民家再生奨励賞」審査コメント)

再生後 内観1
再生後 内観2
奨励賞No. 200324
完成年 2019年12月
所在地 京都府亀岡市
設計 一級建築士事務所
匠工房
施工 古民家再生工房
構造規模 木造平屋
敷地面積 2,311.11m2
1階面積 248.15m2
2階面積 22.93m2(土蔵)
延床面積 271.08m2
主な外部仕上げ 屋根:日本瓦葺き
壁:漆喰塗り、スギ板張り
建具:アルミサッシ、木製建具
主な内部仕上げ 天井:既存天井、プラスター中塗り他
壁:漆喰塗り、プラスター中塗り他
床:三和土、スギ板張り、米松縁甲板
建具:木製建具