岡山県で民家バンク登録されていた呉服店の離れと蔵を移築。建て主は離れの美しい細工のガラス戸をとても気に入り、再生後も雨戸で隠さない形で利用している。土蔵部分は大正昭和のモダン住宅のイメージで水廻りもガラス窓やタイル等で仕上げた。伝統工法にこだわり、外壁は竹小舞から再生した。各職人と建て主が時間を掛けて納得のいくまで話し合い、理想の住まいを実現した。
奨励賞No. | 200316 |
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完成年 | 2019年2月 |
所在地 | 神奈川県鎌倉市 |
設計 | O設計室 |
施工 | 鴫原工務店 |
構造規模 | 木造2階建 |
敷地面積 | 179.41m2 |
1階面積 | 66.71m2 |
2階面積 | 30.12m2 |
延床面積 | 96.83m2 |
主な外部仕上げ | 屋根:瓦葺き、銅板一文字葺き
壁:竹小舞土壁漆喰塗、荒壁下地焼杉板 建具:既存建具、木製ペアガラスサッシ |
主な内部仕上げ | 天井:既存棹縁天井、野地板露わし
壁:土壁中塗り、石タイル、煉瓦タイル 床:既存床板、畳、塩ビタイル 建具:既存襖、障子 新規古建具他 |