かつて織り機を入れたため、2階大屋根が1階に連続して高い空間をつくる独特の形状の「織屋建て」で、周辺も同じ建て方の住宅が並ぶ。この雰囲気に合わせるためアルミサッシや鉄骨肘掛手摺を木製に変更。水回りなどは現代的に快適に使えるように改修。構造材は既存のものをできるだけ残し、昔ながらの方法と無垢材で再生。長屋づくりのため隣接民家に配慮しての改修となった。
奨励賞No. | 200313 |
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完成年 | 2018年6月 |
所在地 | 京都府京都市/td> |
設計 | アラキ工務店 |
施工 | アラキ工務店 |
構造規模 | 木造2階建 |
敷地面積 | 80.93m2以上 |
1階面積 | 64.19m2 |
2階面積 | 35.92m2 |
延床面積 | 100.11m2 |
主な外部仕上げ | 屋根:日本瓦葺き
壁:土壁漆喰塗、焼板張り 建具:木製建具 |
主な内部仕上げ | 天井:大和天井、杉無垢フローリング材
壁:土壁漆喰塗 床:杉無垢フローリング 建具:木製建具、襖、障子 |