民家再生事例 民家再生事例

民家再生事例

織屋建の家 ,

かつて織り機を入れたため、2階大屋根が1階に連続して高い空間をつくる独特の形状の「織屋建て」で、周辺も同じ建て方の住宅が並ぶ。この雰囲気に合わせるためアルミサッシや鉄骨肘掛手摺を木製に変更。水回りなどは現代的に快適に使えるように改修。構造材は既存のものをできるだけ残し、昔ながらの方法と無垢材で再生。長屋づくりのため隣接民家に配慮しての改修となった。

町家のリフォームをするのは人生で一度きりなので、後悔しないために信頼できる工務店を選ぶことが本当に大切だと思いました。大工さんが働いている姿を見て、その完璧な仕事ぶり、細やかな職人芸、熱意、クラフトマンシップ、プライドを感じました。改修が終わった家に足を踏み入れた時は、夢のようで自分の家をは思えませんでした。自然と涙がこぼれました。(建築主より・要約)

再生後 内観1
再生前
奨励賞No. 200313
完成年 2018年6月
所在地 京都府京都市/td>
設計 アラキ工務店
施工 アラキ工務店
構造規模 木造2階建
敷地面積 80.93m2以上
1階面積 64.19m2
2階面積 35.92m2
延床面積 100.11m2
主な外部仕上げ 屋根:日本瓦葺き
壁:土壁漆喰塗、焼板張り
建具:木製建具
主な内部仕上げ 天井:大和天井、杉無垢フローリング材
壁:土壁漆喰塗
床:杉無垢フローリング
建具:木製建具、襖、障子